のしてんてんハッピーアート

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建仁寺双龍の旅

2017-06-11 | 心の旅

平成14年に開帳した大天井画「双竜図」小泉淳作

以前ニュースで知りましたが、思い立って建仁寺に行ってきました。京都は何度も行っていますが、実は祇園は生まれて初めて。

建仁寺には、海北友松の襖絵「雲竜図」があるというので、今日は是非とも、二組の竜にあってこようという訳です。

さて、初めての祇園。

 

阪急祇園四条駅を降りてすぐ、祇園景観地区。

そこは取り残された京都の景観。凛としたおかみさんの姿が心を引き締められるようです。

この景観地区を通り抜けると、建仁寺はすぐです。

想像以上に広い境内。

まずはその様子をすこしだけ見てください。

石庭もいいですが、

緑もまた見事な調和。

そして実内には、

 俵屋宗達の風神雷神図屏風が在り、

 

 そしてお目当ての雲竜図

 

圧倒される迫力です。

友松の竜が迫真なら、小泉淳の双龍はユーモラス。同じ迫力の中での違いを見てみたい。

最後に別棟法堂に向かいました。その前に、双龍制作のドキュメントビデオを見ていましたので、体育館に敷き詰めらた大画面のイメージを持っていましたが、実物に出逢うとただ絶句。

唖然と、首が痛くなるほど上を向いたまま時を過ごしました。

そのうちに、

あの闇の空間に、五次元宇宙を描きこみたいという

至福の想像を抱きながら、帰ってまいりました。

そのあと、高台寺など巡りましたが、機会があればまたその時に。

 

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お早うございます (延岡の山歩人K)
2017-06-11 09:38:50
素晴らしい旅をされましたね
建仁寺は初めて知りました

大天井画「双竜図」小泉淳作
強烈なインパクト
そして
不思議なパワーを感じて しばし見入ってしまいます。
素晴らしいですね



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建仁寺内には言ったことが無いのですが (Unknown)
2017-06-11 13:11:52
のしてんてん様
私は、建仁寺には何度も行ったのですが、拝観料を取られるので、中には入った事が無く、宗達が有る程度しか知りませんでしたが、龍の絵も凄いんですね。
絵の力強いタッチなど、とても迫力が有るのが分かります。
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Unknown (kiko)
2017-06-11 20:53:48
私も建仁寺さんには何度も行きましたが
「〇△口乃庭」 に、「七転び八起き」の教え
床の間の側面全体に白線内のような「二引の桐文」を
思い出し懐かしく拝見しました。

そして、また行きたくなりました! (^_^;)))
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延岡の山歩人様 (のしてんてん)
2017-06-12 08:38:42
私も初めてだったのですよ。

噂に聞いておりましたが、京都は近いようで遠いというところ、一日がかりでした。

京都祇園にお越しの際には、たちょってみてくださいませ。
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Unknown様 (のしてんてん)
2017-06-12 08:43:07
お近くなのでしょうか、
双龍の絵は、つい最近のもので、新聞などでも話題になったようですね。

一度行ってみたいと思って、3年も経ってしまいましたが、行ってみてよかったです。

機会があればご覧ください^ね^
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kiko様 (のしてんてん)
2017-06-12 08:50:17
そうでしたか。

私は龍に目を奪われ、
「七転び八起き」の教え
床の間の側面全体に白線内のような「二引の桐文」

に気付きませんでした。
残念。

雲水の草引きを見てきました。
苔の間の数ミリの草を
無心で採っているのです^よ^

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ありがとうございます (真鹿子(まかこ))
2017-06-12 10:08:30
のしてんてん様

おはようございます!

健仁寺すばらしいですね(@_@)☆
石庭も、緑に光のお庭、障子の陰影
床の間の掛け軸も、俵屋宗達の風神雷神図、雲竜図♪

ことに、双龍図の龍は、比翼連理超対称性の龍でしょう^か^
たしかに、空前絶後の迫力なのに、
どこか愛らしいユーモラスな妙味も魅力ですね。

双龍は天井でうねりいかずち発光しながらも、
三次元空間を突破!
無限次元天上でうねりいかずち発光乱舞をしているのでしょうね♪
拝見していますと、元気な龍気が全身全霊に流れ込んで来ます☆
ご紹介くださいまして有り難うございます。
やがてのしてんてん画伯にも、
天井画のご依頼が訪れます。楽しみで^す^!

今日もどうぞ善き日をお過ごしくたさいませね☆

感触感謝感激です!
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名画との出会いとエネルギーに感謝を。 (人生の素人:折師)
2017-06-13 05:47:30
 …私は勉強をしない故に、こういった名画との出会いのきっかけを潰してしまっている
 …だからこそ”こういった日常の記事としての名画との出会い”に本当に感謝です。

 「双竜図」小泉淳作…写真越しでも伝わる…「魔性」「深淵」そんな感想を抱きました。

 前の記事の「黒蕨壮彫刻展」でも思いましたが
 「作品が存在として生きている」…人が気圧される作品…本当に憧れつつも、迷走している素人です…。

 最近ゲームの記事ばかり書いている事を申し訳なくなる程…素晴らしい記事をありがとうございます!!

 追伸:のしてんてん様の絵を背景に居れたら、私的には「吸い込まれ沈むような黒」が「空間に浮いている宇宙」になる感じでしょうか。威圧は減ってしまいますが、今の絵は怖いのでそれもいいアレンジでは…?などと勝手に思ってました笑
 
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まかこ様 (のしてんてん)
2017-06-13 08:27:25
おはようございま^す^

建仁寺は京都最古の禅寺だそうです。

禅宗の寺は、どこでも凛とした空気感がありますね。

これは現地でないと分かりませんが、縁側に坐っているだけで、気分がよくなる気がしますね。

まい進いたしま^す^

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折師様 (のしてんてん)
2017-06-13 08:42:52
天井画ですが、108畳の大きさだとか。

そんな大きなものをひろげて制作する場所がないので、北海道の廃校になった学校の体育館を借りて、1年10か月を要したということです。

70を超えた絵描きが、たったひとりでやった。それだけでもすごいのに、質の高い双龍。

この人間業に驚かされますね。

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