
2年ぶりくらいに後輩たちの練習を見に行った。われわれの時代とはルールもプレースタイルもだいぶ違う。浦島太郎みたいな爺さんがのこのこ出てって、うかつに口出しも出来ない感じだ。コーチがゴールキーパー候補の新入生に巻き足の特訓をやっていた。バーベル用の5キロの円盤を持たせて「さぁ、これを持って5分間やってみよう!」。1分ほど続けた新入生、「もう無理です!」。これに応えてコーチ、「そうだね、もう少し体力つけてからやってみようね!」。やさし~い!。われわれの時代にはありえな~い。新入生の頃、同じような訓練を何度もやらされた。弱音を吐こうものなら、いきなり頭に竹刀が飛んできた。そして先輩の叱咤、「苦しかったらプールの底で休んで来~い!」。ちなみにその当時のプールの深さ3メートル。いやはや、とんでもない時代に育ったものだ。