23年目のあの日がまもなくやってくる。この映画は1985年8月12日に起きた日航ジャンボ機墜落事件をベースに、この事故の報道に関わったある地方紙の新聞記者たちの動きを描いたフィクションだ。原作者の横山秀夫自身が新聞記者時代に実際この事故を取材した体験がもとになっており、見ていてとてもリアルな迫力がある。すでに3年程前にNHKでテレビドラマ化されているが、そちらの方は見のがした。
われわれは事件事故が起きると新聞、テレビなどのメディアの情報を信じる。特にスクープ記事になるとなおさらだ。しかし、その情報は真実を語っているのだろうか。また、誰がどういう意図で発信しようとしているのだろうか。そんなことを考えさせられる映画だった。520名の尊い犠牲によって今日の空の安全が保たれているということも再認識し、事故を風化させないという意味でも価値のある映画だと思う。
われわれは事件事故が起きると新聞、テレビなどのメディアの情報を信じる。特にスクープ記事になるとなおさらだ。しかし、その情報は真実を語っているのだろうか。また、誰がどういう意図で発信しようとしているのだろうか。そんなことを考えさせられる映画だった。520名の尊い犠牲によって今日の空の安全が保たれているということも再認識し、事故を風化させないという意味でも価値のある映画だと思う。
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それを報道することにどういう意味を与えるのかより、社内のいろんな事情の方が大事だったりするんだなって。
ただ傍から第3者として見るからそうも言えるわけで、どんな仕事であれ現場で働くのは大変なことだとも思いました。
原作にはなかったベルトとサスペンダーの話がよかったです。
今度、NHKのテレビドラマ版を借りて見てみようと思っています。