縄文人(見習い)の糸魚川発!

ヒスイの故郷、糸魚川のヒスイ職人が、縄文・整体・自然農法をライフワークに情報発信!

糸魚川の秋・・・里のアケビは何みてひらく???

2014年10月18日 21時21分45秒 | 田舎暮らし




秋深かまり、我が家の家庭菜園の果物がたわわになっている。
家ではあまり食わないから、近所の子供が勝手に採っていいことになっていて、友人の子供にも採りに来てもらっている昨今。
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果樹はアケビが最盛期。
東京在住の同級生が、都内では1個300円で売っているというので沢山送ってやったが、アケビを金を出してまで食いたい人がいるとは驚き。
皮を天麩羅にしたり、ピーマンの肉詰めみたいにして食う人もいるそうだ。
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家庭菜園はオヤジの担当なのでこれまでよく見る事はなかったけど、よくみたらアケビは四つ葉のクローバーみたいに開くもんなんですな。

「山のアケビは何みてひらく 里の松茸みてひらく」
我が家は山ではなく沿岸部の市街地だけど、粋な都都逸があったもんだ。
都都逸(ドドイツ)を知らない人のために説明すると、江戸の寄席演芸で、七七七五調、字あまり字足らずアンコ入りの即興ざれ唄である・・・説明すんのは野暮だけど、古典芸能を知らないって損ですな。
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アケビ、今年最後の葡萄と柿も添えて、東京の友人達に送った。
来週からはリンゴとナシも収穫できそう。
千七百年前の奴奈川族の玉造工房の真上に成った果物、しかも無農薬・無肥料の果物だからな!って自慢してやった。


涼しくなってきた事もあって、後輩から職場仲間の登山に誘われた。

これまで登山とはあまり縁の無い人生だったけど、誘われれば好奇心の強い俺の事、お誘いのままに糸魚川市内にある戸倉山に登ってきたのだ。

初対面の人ばかりだったので、「高校の時の美術部の山田先輩です。縄文人で有名な人です!」と後輩の職場仲間に紹介されたけど、誰も知らんかったがな・・・ショーシイ(糸魚川弁で恥ずかしいという意味で、語源は笑止らしい)からヤメレ~(泣)

Photo
戸倉山頂上から見た糸魚川市の山。右側から2つ目の山頂が新潟県唯一の活火山である新潟焼山で、糸魚川市早川区にある。


戸倉山は標高1000mに満たない山だが、糸魚川市街地から根知地区の登山口まで車で20分程度ということと、展望がよく日帰りでのんびりした登山ができるので人気がある山らしい。
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途中にある白池。
東京在住の友人に
凄いエメラルドグリーンだろと自慢したら、緑色なのに白池とはこれ如何に?と聞かれた・・・知らんわ。
黄色くないのに黄色人種というが如く、緑なのに青信号というが如く、喝っ!と問答で返したら納得・・・したようだ。
お問合せと苦情は糸魚川市役所交流観光課へどーぞ(笑)


なんでも首都圏からバスに乗って登山ツアーも来る有名な山とのこと。
若い頃にバリバリの登山家だったシルバー登山家にとっても、手軽に登れて頂上から海が観える戸倉山は魅力的らしく、フェイスブックにアップしたら、首都圏の若い友人も前から昇ってみたかった山なのだと教えてくれた。


身近にそんな有名な山があるとは知らんかった・・・損してました。

明日は別の友人からのお誘いで、海谷渓谷のツアー。
海谷渓谷も自宅から車で20分もかからない有名な場所・・・らしい。
糸魚川の魅力発信をしているモノとしては、山のことも知らんきゃいけん。

嗚呼、忙しい。