明かり取りのために屋根を透明なポリカーボネード波板で葺いたぬなかわヒスイ工房・・・夏は地獄のように暑い。
汗をかきかき仕事した日は、早めに仕事を切り上げて海に入るのが愉しみ。
素潜りセットを籠にいれて自転車で5分のヒスイ海岸へ。
高校生の時に買った足ヒレは、30年経っても現役!用途に応じて幾つかの足ヒレを使い分けているせいもあるが、メイドインジャパンは凄い。
深度2mの海底でラベンダーヒスイを拾った。小さくて発色が悪いので海に戻す・・・大きくなって帰って来いよ~!(笑)
ヒンヤリした海水が火照った体を冷やして気持ちいい。
深度2mくらいの所から潜って海底を這うように沖に向かう・・・徐々に海水が冷たくなり、火照った体を冷やしてくれる。
聴こえるのは自分の吐く息の泡ぶく、ウネリに揺れる海底の砂利の音くらいの静寂の世界。
海底から明るい海面を目指して浮上・・・サワサワと体表面を撫でていく海水が心地よい。
泳いで冷えた体を残照で温める・・・田舎暮らしっていいな。
さて問題はビーチサンダルである。
藤沢在住時代は地元ブランドの「げんべい」のビーチサンダルを愛用していたが、糸魚川のような石浜や岩場の海では、足を取られて鼻緒が抜けてしまうことがある。
そんな訳で現在はギョサンを愛用・・・小笠原諸島の漁協で売っている漁師さんご用達サンダルだから漁業サンダル、転じてギョサン。
鼻緒が抜けない一体成型だから、足場の悪い所でも安心だし、水にも浮く。
26㎝サイズの私にはLサイズがピッタシだから、磯遊びや石拾い用はLサイズ、ゆとりのあるLLサイズは日常用と色を変えて使い分けている。
Lサイズを履いて足の指を広げると、指が少しはみ出すので、踏ん張りが効いて実に具合がいい。
濡れた鉄板の上だと滑りやすいウレタン製のサンダルより、滑べり難いのもいい。
サイズやカラーバリエーションが豊富で耐久性抜群、これで800円は安さ。
色々試したが、糸魚川ならギョサンが一番向いているぞ。