たった三畳しかないぬなかわヒスイ工房は、来客はギリギリ二人までが限界。
時には10名を超える来客もあるが、最も多い来客単位が1~3名なので、私も入れて4名は工房で寛いで話すために増築を計画している。
といっても、敷地に制約があるので三畳から六畳弱に広くなる程度。
大勢の来客時には工房前の庭を整備して寛いで頂くため、ガーデニングを先行している。
ガーデニングには石が必要・・・夕闇迫るラベンダービーチに石を拾いに行ったら、乙なオブジェ発見。
誰が作ったのか、まるでソッテ(鳥竿)そっくりだ。
ソッテは朝鮮半島の道祖神のようなもので、鳥居の上に乗っているバリエーションもある。
鳥が居るから鳥居なのだな、と即座に理解できる鳥居の元祖?
日本の鳥居の元祖を中国・朝鮮とする説があるが、北部ラオスのアカ族の村境にだってよくある。
右の鳥居の横にぶら下がっている物体は・・・。
赤と青の鳥形。
場所によっては鳥居が幾つも続いていることもあり、まるでお稲荷さんのよう。
彫刻があり、天に指向する先端が尖った横木を持つパターン。
七夕飾りのようなパターン。籠目が付けられている所に注目して頂きたい。
発祥地や伝播ルートはともかく、鳥は常世と現世を「トリ繋ぐ」役目をイメージさせてくれる生き物であるには違いない。
糸魚川の春の風物詩、けんか祭りの大役の鳥爺(トリジ)も、神様の使いなのだ。