今年も浅草の三社祭がやってきた。
帰郷してから「柴崎西」の町会半纏に袖を通さなくなってもう14年になる。全体に「吉原繋ぎ」の伝統文様をほどこした総型半纏というヤツ。
20代からの思い出のある半纏なので手放す決心がつかず先送りにしていたが、昨年に友人の秋田真介さんが浅草に移住したことで浅草の友人宅に託すことができた。
客人用の半纏に活用してくれるだろう。オレの男気を引き継ぐのは秋田君、君だ!w
思い出ぶかいこの半纏を畳むのも最後と思うとシンミリ。御輿を担ぐときの帯は木綿がいいし、「浪人結び」だとほどけないネ。細目の帯が江戸好み。
今でも西浅草を歩いてると、地元の人から「師匠~!最近みないね!」と声がかかる。いい街だ。師匠はわが青春の浅草でのわたしの呼び名。
サラバ三社祭の半纏!