アンデス方面に旅をしてきたクリスタルボウル演奏家の牧野持侑さんからペルー土産が贈られてきたが、これを観て楽器だと思う人はいないだろう。
立ち上がった筒から息を吹き込むと、角度によってボー、ピューと音が変わるが、本来は中に水を容れて吹くと奇妙奇天烈な音がする不思議な水笛。
ヒヨコ型の水笛なら観たことあるが、この水笛は貯水タンク(笑)が2連になっていて、上部に小穴が開いている所が不思議な音のミソらしい。
黒い方はエポキシパテの補修痕が数か所あり、アンティークらしいが、置物としてもセンスがいいぞ牧野さん!
どなたか正式な名前をご存知な方、ご教示ください!
名前さえわかれば演奏方法や用途など検索できるハズ。
牧野さんとは随分長い付合いのように感じるが、3年前の冬至ライブでゲストに呼ばれたのが初対面で、以来は年に一度しか会ってないのが我ながら信じられない。
「君はこうゆうのが好きなのだろう?」と見抜かれておりますぞ( ´艸`)
追記
SNSで発信したら多くの声が寄せられ、名前はhuaco silbador(口笛を吹く人)と判明。
ただしhuaco(ワコと発音)そのものは土器という意味で、本来は吹く楽器ではなく、内部に水を容れて傾けたりゆすったりするだけで小鳥の声や猿の声などの動物の鳴声が出すことのできる双胴の壺であるらしい。
色んな人の意見を纏めると、チャンカイ文化やガイソナ文化などペルーの時代区分をまたいで存在した「音の出る双胴の壺」だが、吹いて音を出すこともある、という感じか・・・これにて一件落着!
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