お金をかけずに仮設住宅内の温度をさげる方法を東日本大震災で実践した人がいた!
【震災】暑さ対策で仮設住宅の屋根に「空き缶」(11/08/27)
小孔をあけた空き缶を数珠つなぎに屋根に並べることで、本当に表面温度が10℃、室温が5℃下がるのか?そこで検証実験にとりくみはじめた。
二間ある工房の一部屋だけに施工して、施工してない部屋と比較する作戦だ。
近所に声をかけたら野菜コンテナ3箱分もあつまったが、アサヒの発泡酒が好まれているようですなw
法長3.4mの屋根の1スパンに4本が必要で、一部屋分で8スパンあるから、あと3箱分は必要だと思う。
市内の善男善女に空き缶ちょうだいメールした直後、近所にすむ農業セーネンの西連寺君が持参してくれた。発泡酒の空き缶ばかりなのを恥ずかしがっていたw
空き缶の側面に小孔を沢山あけるのは、気温の上昇で内部の熱気が逃げて、小孔を通って流入する空気が冷やされるラジエター効果を期待しているのだと思う。
数がそろったら並べて防風ネットを掛けて終了となるが、空き缶の下に遮熱メッシュシートを敷くともっと効果あるかな?ボランティア仲間の工務店社長が、屋根散水で室温を5℃下げたことがあると教えてくれたので、こちらも組み合わせたらすごそう。
無料で入手できる素材を使い、仮設住宅を退去する時も資源ゴミとして回収されるのだから、仮設住宅にうってつけ。考案した人は大手ゼネコンの研究開発者であるらしいけど天才ですな!
ついでに懸案だった夏の昼寝用のハンモックを注文。天然クーラーで快適になった工房で休憩したり、昼飯後に読書しつつ眠りに落ちる至福を味わいた~い!
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