縄文人(見習い)の糸魚川発!

ヒスイの故郷、糸魚川のヒスイ職人が、縄文・整体・自然農法をライフワークに情報発信!

糸魚川で初の漆器展示販売会・・・輪島漆器販売義援金プロジェクト

2024年07月04日 07時26分36秒 | 災害(輪島漆器義援金プロジェクト・ボランティア・サバイバル)
檀家寺の光徳寺さんが、地区集会のタイミングで糸魚川で初の展示販売を開催してくれた。
糸魚川・上越エリアも輪島漆器文化圏で蔵の漆器が捨てられてきたくらいだから、売上は期待せずに能登の窮状を知ってもらうことを第一目的として、見本を置いて注文してもらう方式にした。
予想に反して3人から注文がはいったし、かなりの募金もあつまった。阿弥陀様とご先祖のおかげ南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏。
 
注文方式の展示販売の実証実験に成功した翌日、ある団体がこの方式がベストなイベントを企画してくれ、同じ日の夕方に別の人が、まさしくこの方法でなら販売の可能性があるという都内の有名店を紹介してくれた。ふは~!
 
通販の出張バージョンなのだが、同じ日に二件の申し出があったのも仏縁、能登の神々の計らいだろうか。
光徳寺は創建400年。能登の神社仏閣は軒並み損壊していて、高齢化に加えて氏子も門徒も被災したり散り散りになった。昔ばなしにでてくるような神社仏閣がなくなってしまうのか?
 
九州と名古屋で短期間のイベントで販売したいという申し出もあり、某仏教系ネットワークにもプレゼンしているのだが、この方式だと通販をするわたしの仕事は増えるが、展示販売サポーターが売れ残り在庫の心配をしなくていいから、ハードルが低くなりそうだ。
 
孤軍奮闘で通販の試行錯誤をしていた4月、展示販売の調整で神経を衰弱した5月、防災イベントで精も根も尽き果てた6月を経て、7月は「あらたな戦いのワンダーランド」が展開しそうだ。体がビクンと動くような不整脈と尋常ではない眠気も回復しつつある。
 
アントニオ猪木のプロレス流儀「風車の理論」を自戒にする。風に逆らわず、身をゆだね、ここ一番でチカラを発揮!吹けよ風、呼べよ嵐!かかってきなさい!
 
 
 

本好きの店員さんのいる本屋さんは地域の宝・・・糸魚川市の本屋「ブックスサカイ」

2024年07月01日 07時33分34秒 | 糸魚川自慢
センスのよい選書コーナーをつくっている「ブックスサカイ」のW主任を売り場でついに発見!
妙見さまのヘビだね・・・滅多に見られないものを目撃した時の喩えでフロム志ん生の「三軒長屋」( ´艸`)
 
本好きのヒトの匂いがする素敵なコーナーだとFacebookで紹介した投稿を見せたら、うれしいですと涙ぐんでいた・・・ようにみえたw
 
諸星大二郎のファンなら、ヌナカワ姫でてくる作品を知ってる?「孔子暗黒伝!」と当意即妙の反応でムハッ!同じ趣味の本好きと読書談義できるのは人生の喜び。お互いの本棚を見せっこしたいw
W主任は民俗学好きでも宮本常一をご存じなく、星野亘之ファンでも「ヤマタイカ」を読んでなかったのでイチオシしたのが1ヶ月くらい前。わたしも読んでない星野作品を教えてもらった。
久しぶりに寄ったら宮本常一コーナーが新設されているではないか!
おお「ヤマタイカ」も並んでいるではないか!W主任も読んだのかな?感想を聴きたいものですなぁ。
 
W主任はバックヤードにいることが多いらしく、たまたまレジにいたので、おっけいぼくじょうイエイ!と親指をたてる。
わたしの投稿を読んで、わざわざお隣の上越市から訪ねてくる友人もでてきたw
 
本好きの店員がいる街の本屋さんは地域の宝、文化の拠点。なんども書くが、ネット通販でばかり本を買っていると街の本屋さんがなくなってしまう。地元にお金をおとすためにも本屋さんを大事にしましょうよ。
 
ネット通販だと同じ主旨の本ばかり検索されて情報が偏る恐れがあるが、図書館や本屋さんだと同じテーマでも様々な主旨で書かれた本とであえる可能性がある。
 
また店内をぶらぶら歩いて本棚から目に飛び込んできたタイトルの本を手にとり、装丁も含めた本を愛でる喜びは本屋さんの醍醐味。加えて選書コーナーに手書きのポップがあると、店員さんの人となりを感じて買いたくもなる。ネット通販みたいにAIが書いたような無味乾燥の紹介文VS'ヒトの温もりを感じる紹介文・・・わたしは後者を選ぶ。
 
以前、柴田駅前で活気を感じたちいさな本屋さんにはいったら、狭い店内に面白そうな民俗学や歴史の本が所せましと並んでいて、平積みには手書きポップが乱立して桃源郷に迷い込んだようだった。2万円は買ったと思うが、店主の本にたいする愛情に感化されたのだと思う。
 
本は本屋さんで買いましょうねぇ。