東日本大震災関連のNHKスペシャル「生死をわけた屋上で」で紹介された写真で、南三陸町防災庁舎の屋上をこえる12mが津波がおしよせるなか、職員たちが円陣をくんで町民を守る姿に、おもわず合掌した。

同じ写真を表紙にした「屋上の円陣」は読んでみたい本。
九死に一生を得て助かった職員は、犠牲者の遺族に対し、申し訳ないとの自責の念に苦しみ続けたが、彼らは最後まで懸命に職責を果たそうとしていたのだ。
この時に屋上にいた54名のうち、奇跡的に生き残ったのは町長をふくめた11名で、たまたま頑丈な手すりに流されて掴まれただけだったそうだ。
能登の被災者からも、避難時の判断に正解はなく、助かったのは運だったと聞いた。
書籍も出ているようなので、興味ある方はご注文を!
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