Mars&Jupiter

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ヘンリー・パーセルのイ調のトッカータを聴きながら横浜から和田町まで歩く

2009-08-01 07:07:08 | バロック音楽器楽曲・室内楽曲編
昨日は横浜駅から和田町まで歩きました。
途中聴いたのは、1659年生まれのパーセルの作品。
ウェストミンスターに生まれた有名なパーセルは、
王政復古の時代に活躍し、チャペル・ロイヤルの聖歌隊や
オルガニストとなり、調律師としても活動したようである。
36歳という短い人生の中、色んな分野にまたがる数多くの作品を残した。
今回聴いたイ調のトッカータ 、イ調のグラウンドによるプラント、
ニ調のグラウンドの詳しい作曲年代はわからない。
今回聴いたCDはペドロ・メメルスドルフのリコーダー、
アンドレアス・シュタイアーのチェンバロ演奏による。

イ調のトッカータは 、チェンバロのみで演奏される。
軽快で華やかな音楽であり、明るい響きのする優雅な曲だ。
速いテンポで流れるようなチェンバロの旋律は聴いていて心地いい。
イ調のグラウンドによるプラントは、
リコーダーとチェンバロによって演奏されている。
タイトルのプラント(Plaint)とは嘆きの意味で、
少し叙情的で物悲しい感じに聴こえてくる音楽だ。
ゆったりとしたテンポで奏される味わいのある曲だ。
ニ調のグラウンドは、チェンバロ独奏から始まる。
その伴奏に導かれ、リコーダーが奏でる旋律は、
少し物悲しい感じでもあり、叙情的である。
コメント
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