Mars&Jupiter

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マシュー・ロックのファンタジーとイ調の組曲を聴く

2009-08-04 05:48:21 | バロック音楽器楽曲・室内楽曲編
昨日は懇親会が夕方あったためウォーキングを休みました。
こういう時は、やっぱり朝歩かないとと思う。
今回とりあげるのは、1621・22年頃に生まれたロックの作品。
チャールズ2世の時代に活躍した作曲家で、
管楽合奏曲作曲家、弦楽合奏曲作曲家として仕えた人物である。
色んなジャンルにわたった多数の作品を残したが、
劇音楽やコンソート音楽の分野で特に活躍し、
パーセルに影響を与えた点で知られているようである。
ファンタジーとイ調の組曲の作曲年代についてはわからない。
今回聴いたCDはペドロ・メメルスドルフのリコーダー、
アンドレアス・シュタイアーのチェンバロ演奏の演奏による。

ファンタジーは、チェンバロ独奏の作品のようで、
やや感傷的な感じの短い作品である。
イ調の組曲はリコーダーとチェンバロにより演奏されているが、
きっと、原曲はリコーダーではないのだろう。
ゆったりした序曲的な音楽と軽快な舞曲風の音楽があり、
劇音楽で活躍した彼らしい躍動感ある音楽が聴ける。
そのあとのゆったりとした音楽は優雅さを感じさせ、
次の速いテンポの音楽はいきいきとし、流れるような曲だ。
終曲は軽快でリズミックな音楽であり、あっという間に終わる。
コメント
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