昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
とはいえ、まだ風邪は完全に治ったわけではない。
途中聴いたのは、1643年生まれのマルカントワーヌ・シャルパンティエの作品。
リュリと同じくルイ14世の時代にパリで活躍した彼は、
パリに生まれ、ローマに留学し、ジャコモ・カリッシミに師事した。
その後ギーズ公爵夫人マリー・ド・ロレーヌに仕え、
聖ルイ教会の楽長としても活躍し、
1698年にはサント・チャペルの楽長に就任している。
オラトリオやカンタータ、ソナタなどでも作品を手がけている。
彼の音楽の中心は宗教音楽であるが、ここでは世俗音楽をあげておく。
「強制された結婚」のためのアンテルメードH.494は1672年に作曲されたようだ。
アンテルメードとは間奏曲のようなもので、劇の幕間や、
連続して行われる短い劇と劇の間で演じられる余興として書かれたものをさす。
今回聴いたCDはドミニク・ヴィスのカウンター・テノール、
ミシェル・ラブレニーのテノール、フィリップ・カントルのバリトン、
ウィリアム・クリスティ指揮、レ・ザール・フロリアンの演奏による。
「強制された結婚」のためのアンテルメードH.494は、
「皆さんこんにちは(Veni)」で始まる3人が面白おかしく歌を歌う。
軽快で舞踏風の歌を明るく歌うかと思うと、
悲しそうな歌をしんみりと歌い、そのあとは器楽のみの演奏となる。
これで前半部分は終わるのだが、そのあとの後半がさらに面白い。
三重唱が再び始まり、ワンワンと鳴きだしたかと思うと、
にゃあにゃあと猫の鳴き声を出し、何が何だかわからなくなる。
最後は鳥の鳴き声なのか動物の鳴き声なのか、
「ヒーッハー、ヒーッハー」と鳴き出し、ユニークである。
最後は元に戻り普通に三人の重唱になって終わるのだが、
ロッシーニを思わせるようで、コミカルでとても面白い。
シャルパンティエの宗教音楽で見せるものとは違う、
彼の別の一面を見ることができて興味深いものである。
とはいえ、まだ風邪は完全に治ったわけではない。
途中聴いたのは、1643年生まれのマルカントワーヌ・シャルパンティエの作品。
リュリと同じくルイ14世の時代にパリで活躍した彼は、
パリに生まれ、ローマに留学し、ジャコモ・カリッシミに師事した。
その後ギーズ公爵夫人マリー・ド・ロレーヌに仕え、
聖ルイ教会の楽長としても活躍し、
1698年にはサント・チャペルの楽長に就任している。
オラトリオやカンタータ、ソナタなどでも作品を手がけている。
彼の音楽の中心は宗教音楽であるが、ここでは世俗音楽をあげておく。
「強制された結婚」のためのアンテルメードH.494は1672年に作曲されたようだ。
アンテルメードとは間奏曲のようなもので、劇の幕間や、
連続して行われる短い劇と劇の間で演じられる余興として書かれたものをさす。
今回聴いたCDはドミニク・ヴィスのカウンター・テノール、
ミシェル・ラブレニーのテノール、フィリップ・カントルのバリトン、
ウィリアム・クリスティ指揮、レ・ザール・フロリアンの演奏による。
「強制された結婚」のためのアンテルメードH.494は、
「皆さんこんにちは(Veni)」で始まる3人が面白おかしく歌を歌う。
軽快で舞踏風の歌を明るく歌うかと思うと、
悲しそうな歌をしんみりと歌い、そのあとは器楽のみの演奏となる。
これで前半部分は終わるのだが、そのあとの後半がさらに面白い。
三重唱が再び始まり、ワンワンと鳴きだしたかと思うと、
にゃあにゃあと猫の鳴き声を出し、何が何だかわからなくなる。
最後は鳥の鳴き声なのか動物の鳴き声なのか、
「ヒーッハー、ヒーッハー」と鳴き出し、ユニークである。
最後は元に戻り普通に三人の重唱になって終わるのだが、
ロッシーニを思わせるようで、コミカルでとても面白い。
シャルパンティエの宗教音楽で見せるものとは違う、
彼の別の一面を見ることができて興味深いものである。