Mars&Jupiter

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ドメニコ・スカルラッティの「スターバト・マーテル」を聴きながら三ツ境から二俣川まで歩く

2009-08-24 08:49:21 | バロック音楽声楽曲・合唱曲編
昨日は三ツ境駅から二俣川まで歩きました。
途中聴いたのは、1685年生まれのドメニコ・スカルラッティの作品。
彼の略歴については、器楽曲・室内楽曲編で触れたので省略する。
「スターバト・マーテル」の作曲時期について詳しいことは分からない。
今回聴いたCDは、ジュリー・ケンナルドのソプラノ、
ポール・テイラーのテノール、ティモシー・ファレルのオルガン
ジョン・プール指揮、BBCシンガーズの演奏である。

オルガンの音に導かれ、合唱が歌い始め、
幾層にも、重なり合っていき壮大な感じである。
鍵盤楽器などの作品を数多く残したこともあって、
ドメニコ・スカルラッティのこの合唱曲は、
オルガン風な響きを感じさせ、途中はフーガ風に展開される。
Sancta Mater(ああ聖母よ)と呼びかけるところは、
テキストを見ながら聴くと劇的な感じでもある。
後半部分もフーガ風な部分があり、
各声部が重なり合って壮大な音楽となっていく。
ソプラノとテノールの二重唱と合唱により、
最後は「アーメン」が交互に歌われて終わる。
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