昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1694年生まれのレオ(レーオ)の作品。
こんなCDも以前買っていたんだなあと思って初めて聴いてみる。
ナポリ楽派の代表的な作曲家とされる彼は、ナポリ王国に生まれ、
コンセルヴァトーリオ・デッラ・ピエタ・デイ・トゥルキーニという
ナポリにある音楽学校で学んだようである。
オペラ・セリア、コメディ、セレナータ、オラトリオ、
宗教曲などの分野の作品を残した当時の人気作曲家であったようだ。
サルヴェ・レジナヘ長調の作曲年代については詳しくはわからない。
今回聴いたCDはバルバラ・シュリックのソプラノ、
ファビオ・ビオンディ指揮のエウローパ・ガランテの演奏による。
第1曲ラルゴは、弦楽器によるゆったりとした序奏に続き、
ソプラノ独唱による”Salve Regina”という歌い出しで始まる。
最後カデンツァ風なソプラノだけの歌になり、ここがオペラ風である。
第2曲アレグロは、軽快な序奏に乗ってソプラノによって、
”Ad te clamamus”の歌い出しで始まり、器楽の生き生きとした演奏は、
モーツアルトのような宮廷的な感じを思わせる華やかさがある。
第3曲ラルゴは、”Ad te suspiramus”というソプラノの歌い出しで始まり、
少し感傷的な感じの歌であり、美しいメロディである。
第4曲アレグレットは、弦楽器により軽快に始まる序奏に続き、
”Eja ergo,advocate nosta”というソプラノの歌い出しで始まり、
やはりモーツアルトを思わせるような優雅さがあり、
ソプラノ独唱のみになるところは、オペラの一場面を聴いているようでもある。
第5曲アレグロは、弦楽器とオルガンによって静かに始まり、
ソプラノ独唱が”O clemens,o pia”と歌い出す。
ゆったりとした中、ソプラノによって歌われる旋律は甘美である。
カデンツァ風なソプラノのみで自由に歌われる部分もある。
まるで宗教曲とオペラのアリアが融合したような、
そんな不思議な感覚をこの作品を聴いていると持ってしまう。
途中聴いたのは、1694年生まれのレオ(レーオ)の作品。
こんなCDも以前買っていたんだなあと思って初めて聴いてみる。
ナポリ楽派の代表的な作曲家とされる彼は、ナポリ王国に生まれ、
コンセルヴァトーリオ・デッラ・ピエタ・デイ・トゥルキーニという
ナポリにある音楽学校で学んだようである。
オペラ・セリア、コメディ、セレナータ、オラトリオ、
宗教曲などの分野の作品を残した当時の人気作曲家であったようだ。
サルヴェ・レジナヘ長調の作曲年代については詳しくはわからない。
今回聴いたCDはバルバラ・シュリックのソプラノ、
ファビオ・ビオンディ指揮のエウローパ・ガランテの演奏による。
第1曲ラルゴは、弦楽器によるゆったりとした序奏に続き、
ソプラノ独唱による”Salve Regina”という歌い出しで始まる。
最後カデンツァ風なソプラノだけの歌になり、ここがオペラ風である。
第2曲アレグロは、軽快な序奏に乗ってソプラノによって、
”Ad te clamamus”の歌い出しで始まり、器楽の生き生きとした演奏は、
モーツアルトのような宮廷的な感じを思わせる華やかさがある。
第3曲ラルゴは、”Ad te suspiramus”というソプラノの歌い出しで始まり、
少し感傷的な感じの歌であり、美しいメロディである。
第4曲アレグレットは、弦楽器により軽快に始まる序奏に続き、
”Eja ergo,advocate nosta”というソプラノの歌い出しで始まり、
やはりモーツアルトを思わせるような優雅さがあり、
ソプラノ独唱のみになるところは、オペラの一場面を聴いているようでもある。
第5曲アレグロは、弦楽器とオルガンによって静かに始まり、
ソプラノ独唱が”O clemens,o pia”と歌い出す。
ゆったりとした中、ソプラノによって歌われる旋律は甘美である。
カデンツァ風なソプラノのみで自由に歌われる部分もある。
まるで宗教曲とオペラのアリアが融合したような、
そんな不思議な感覚をこの作品を聴いていると持ってしまう。