温泉逍遥

思いつきで巡った各地の温泉(主に日帰り温泉)を写真と共に紹介します。取り上げるのは原則的に源泉掛け流しの温泉です。

大塩温泉の季節限定露天風呂、ついに解禁(2011年)

2011年04月23日 | 福島県
1年で雪解け期の1ヶ月程度しか湧かない期間限定の温泉「大塩温泉露天風呂」が、今年(2011年)も昨日(4月22日)から一般者に開放されました。露天風呂は民宿たつみ荘の敷地内にあり、宿泊者はこれより数日前から入浴することができていましたが、雪解け&雪かきが進んだために、昨日からようやく日帰り立ち寄り客にも開放されたのです。

なお、奥会津の一帯はまだ山肌・路肩などに雪が残っていますが、路面は乾いているので、ノーマルタイヤで問題なく通れます(4月22日現在)

露天風呂を利用する際には、あらかじめ民宿たつみ荘に一声かけて下さいね。
詳しくはこちらをご覧ください。


おお! いつもは空っぽなコンクリの浴槽に、赤いお湯が満たされていますね。
同じ福島県でも三春の桜は満開なのに、奥会津の山肌にはまだ雪が残っています。


底から飛び出ているパイプからは自然湧出で勢いよくお湯が噴き出ています。雪解けの水により地中の源泉溜まりが被圧され、これによってこの季節だけ湧出するみたいです。絶え間なくお湯が出る様を眺めているだけでもちっとも飽きません。
しかも湯加減が38~9℃というのがこの上なく嬉しいところ。何らの手を加えなくてもこの湯加減なんですから素晴らしいですね。まさに自然の恵み。何時間でも浸かっていられます。極楽極楽!

薄い塩味+出汁味+金気味+炭酸味。炭酸らしさがはっきり出ています。湧出ポイントあたりにいると、炭酸の泡がパチパチ弾けるのがよくわかります。赤く強く濁るお湯で、湯あがりは全身が薄っすら赤く染まってしまいます。タオルで拭うと赤く染まっちゃうので、捨ててもよいタオルを持参することをおすすめします。
ぬるめの湯加減ですが、炭酸の温浴効果のおかげで、湯あがりは体の芯からポカポカします。


湯浴みしていると、ホイッスルを鳴らしながら只見線が川の対岸を走っていきました。
あぁ、長閑だなぁ。
家に帰りたくない。

単にワイルドというだけでなく、お湯の質や湯加減が良好で、只見川を眺望できるロケーションも素晴らしく、そして期間限定という希少性も加味されるため、ファンの心を惹きつけてやみません。



福島県大沼郡金山町大字大塩字休場3106-2  地図
0241-56-4158 (たつみ荘)

9:00~16:00
利用時にはたつみ荘に声をかけてください。

私の好み:★★★



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三春の滝桜、そして郡山のB級グルメ (2011年4月22日)

2011年04月23日 | 福島県
(今回の記事には温泉は登場しませんのであしからず)


★三春の滝桜・2011

福島県三春の滝桜、今年も満開になりましたよ。
絢爛に咲き誇っています。

 
昨日(22日)は曇り空でしたが、日中は雨が降ることもなく、すごしやすい気温で、のんびりお花見できました。


さすが樹齢1000年を誇るだけあって、貫禄がひしひしと伝わってくるとっても立派な幹ですね。


別のアングルからも撮影。見惚れちゃいます。


平日とはいえ、例年だったらもっと人出があるはずですが、昨日はご覧のような状態。ま、おかげで人ごみを気にする必要はなかったのですが…。
駐車場も待ち時間無しで入れ、殆どが県内ナンバー。他県ナンバーはあまり見られません。やっぱり福島県ということで敬遠されちゃっているのでしょうか。


★クリームボックスと酪王カフェオレ

さて、「花より団子」じゃありませんが、ちょっと小腹が空いたので、あるものを求めに郡山市街へ。
その「あるもの」とは…

郡山名物のクリームボックス! 郡山市民なら誰でも知ってる菓子パンですが、なぜか県内でも他の市町村ではほとんど売られていないローカルフードなのであります。私はこれが大好物。市内のいろんなところで売られていますが、私はイトーヨーカドー1階のパン屋さん「ロミオ」のものが好きです。
午後1時の焼き上がりを狙って訪問したら、1時からまだ数分しか経っていないというのに、もう少しで売り切れちゃいそうでした。それだけ人気なんですね。


次の目的地へ急いでいたので、車の中でクリームボックスを頬張りました(@うねめ通り)
フワフワの厚切り食パンの上に、ミルククリームを載せただけの、極めてシンプルなものですが、このクリームがめちゃくちゃ美味い。単なるミルククリームじゃなくて、はちみつやらサワークリーム?やら、鈍感な私の舌ではよく判別できないのですが、とにかくいろいろとブレンドされているみらいです。
しかも1つ100円。この安さも魅力的!
これ、全国区で売ってくれないかしら。絶対に売れると思うんだけどなぁ。


パンのお供はやっぱり牛乳でしょう。福島県民のソウルフードならぬドリンク、「酪王牛乳」と「酪王カフェオレ」です。特に「酪王カフェオレ」は熱心なファンが多いですよね。
震災後はしばらく出荷が停止され、その後生産が再開されてましたが、現時点でも福島県産生乳ではなく、岩手県産で代用されています。でも県内のスーパーやコンビニの店頭では既にたくさん売られています(先週はいわき市内でもたくさん買わせていただきました)。早く震災前のように福島県産100%の生乳で生産されることを祈ってます。


さぁ、みなさんも福島県に出かけて、三春の滝桜を愛でに行きましょう!
首都圏ならば余裕で日帰りできますよ
(尤も、できれば宿泊していただきたいのですが…)

「I love you & I need you ふくしま」猪苗代湖ズ
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