7月14日(木)曇り
今朝の朝日新聞文化文芸面。
年に一度のお楽しみ『朝日歌壇 番外地』
12首載っていて、どれもなかなかおもしろくクスッとさせてもらえるが、特に好きな3首
*顔を貸せ! 妻の言葉に振向けば 余りしUVクリーム塗らる
*壁ドンを 何のことかと訊く夫 やってみたけど胸キュンとせず
*新人に やさしき態度で接すれば 「オネエですか」と質問さるる
毎週月曜日の朝日歌壇は、楽しみのひとつであり、ボランティアでNHK短歌という雑誌を朗読していることもあり、ちょいと短歌でもひねってみるかと思ったりする今日この頃。
ところが、いざやってみるとこれがなかなかむつかしい。
先日の夜中に浮かんだ歌をご披露しよう。
*目には目を 蚊には蚊取りを イビキには殺意を抱きし 丑三つ時
お粗末・・・
入選に漏れた中からの番外地ですらこの高レベル。
まだまだですな。精進いたします。
新聞と言えば、今掲載中の沢木耕太郎著『春に散る』を読んでいる。
新聞小説の、毎日少しずつ読むというのは、簡単なようで案外むつかしい。
朝バタバタした日に読み忘れたり、後で読まなきゃと思っててそのまま古紙回収に出してしまったり。
マメな夫は、自分の好きな作家のもの(宮部みゆき氏だの筒井康隆氏だの)は切り抜いて後生大事にコレクションしているが、
未だ読んだ気配はない。
ついでにいえば「ののちゃん」も、おもしろい日は切り抜いておられる。
この切り抜くポイントがビミョーにワタクシとはずれていて「え〜〜っ!?今日のイマイチだったのに!」というのを嬉々として切り抜かれるのを見ながら
笑いのセンスというのも人それぞれですなと思う妻。
それはおいといて「春に散る」の話。
アメリカの地からのスタートだったり、ボクシングが話の中心に置かれていくことだったりで、ちょっと読みづらそうだなという感じだったが、458回の今朝の分まで欠かすことなく読んでいる。
どういうものがハードボイルドなのかイマイチ理解していないが、ワタクシの中では初のハードボイルドというジャンルと思いながら読んでいる。
少し不安なのは、ここにきて、数少ない女性の登場人物の人となりに、不思議な力を持たせるというオカルト的要素まで盛り込んできたこと。
いや、もう十分にいろんなテーマあるでしょう、まだこれ以上風呂敷広げても大丈夫なのか?
ちゃんと着地できるのか?
と小心者読者はドキドキするのである。
と同時に、こんな小心者なワタクシに「書く」という才能はないなあと痛感するのである。
今月から、週末に小説を載せることにした。
数年前から書き留めていたものだ。
野望というカテゴリーでおわかりのように、これで一発作家デビューを!と思っていたくらい結構力を込めて書いた。
が・・・久し振りに読んだ「みをつくし料理帖」シリーズで、打ちのめされる。
おもしろ過ぎる。
伏線も見事だし、時代小説ゆえに下調べとかすごく大変そう。それらの上に綴られる人間たちの悲しみ喜び。
いやぁ〜泣いたり笑ったり感心したりしながら十巻読了し、自分の才能にがっくりと肩を落としたのであった。
でも、せっかく書いたものを捨てるのは忍びなく、「そうだ!ここに遊びに来てくれるヒマな人達(失礼です)なら読んでくれるかもしれん!」と掲載に踏み切った次第。
どうぞよろしくお願いします。
そうそう!才能でもう一つ。
プレバトって知ってます?
1つのジャンルにつき事前に4-10人の芸能人が挑戦。
出来上がったものを専門家が判定し、その内容によって「才能アリ」「凡人」
「才能ナシ」と判定される。(ウィキペディアより)
時々、テレビつけたらやってて、おもしろくて見続けちゃうんだけど、特に好きなのが「俳句」
俳句の査定員の「夏井いつき先生」ってのが毒舌で、解説とかもおもしろいんだけど、先生が少し手を加えるとものすごく良くなるの。
さすが!と思うね。
月刊誌「NHK短歌」にも紙上添削教室ってのがあるんだけど、こちらは先生が月替わりで担当。
「えーーーっ!この添削でこの作品が台無しになったわ!」とか
「いや、先生!そういう意味で詠んだ歌じゃないと思うけど!」ということが多々ある。
その点、この夏井いつき先生の添削は、ワタクシ、とっても好きというかストーンと納得する。
先生が「よく勉強されてますね」と褒めることもあるのを聞きながら、自分には勉強が足りないのか?とも思ったり、いや、もうこの歳になったら最後は才能の有る無しかなあと思ったり。
をっ!今日は木曜日。
よる7時から「プレバト」です。
おもしろいから観てみて!(と言いながら、自分はいつも忘れるのよね〜)
今日の1枚は・・・
近所の駐車場にいた猫ちゃんたち。
我が家では「猫を見つけだす」才能は高く評価される。
今朝の朝日新聞文化文芸面。
年に一度のお楽しみ『朝日歌壇 番外地』
12首載っていて、どれもなかなかおもしろくクスッとさせてもらえるが、特に好きな3首
*顔を貸せ! 妻の言葉に振向けば 余りしUVクリーム塗らる
*壁ドンを 何のことかと訊く夫 やってみたけど胸キュンとせず
*新人に やさしき態度で接すれば 「オネエですか」と質問さるる
毎週月曜日の朝日歌壇は、楽しみのひとつであり、ボランティアでNHK短歌という雑誌を朗読していることもあり、ちょいと短歌でもひねってみるかと思ったりする今日この頃。
ところが、いざやってみるとこれがなかなかむつかしい。
先日の夜中に浮かんだ歌をご披露しよう。
*目には目を 蚊には蚊取りを イビキには殺意を抱きし 丑三つ時
お粗末・・・
入選に漏れた中からの番外地ですらこの高レベル。
まだまだですな。精進いたします。
新聞と言えば、今掲載中の沢木耕太郎著『春に散る』を読んでいる。
新聞小説の、毎日少しずつ読むというのは、簡単なようで案外むつかしい。
朝バタバタした日に読み忘れたり、後で読まなきゃと思っててそのまま古紙回収に出してしまったり。
マメな夫は、自分の好きな作家のもの(宮部みゆき氏だの筒井康隆氏だの)は切り抜いて後生大事にコレクションしているが、
未だ読んだ気配はない。
ついでにいえば「ののちゃん」も、おもしろい日は切り抜いておられる。
この切り抜くポイントがビミョーにワタクシとはずれていて「え〜〜っ!?今日のイマイチだったのに!」というのを嬉々として切り抜かれるのを見ながら
笑いのセンスというのも人それぞれですなと思う妻。
それはおいといて「春に散る」の話。
アメリカの地からのスタートだったり、ボクシングが話の中心に置かれていくことだったりで、ちょっと読みづらそうだなという感じだったが、458回の今朝の分まで欠かすことなく読んでいる。
どういうものがハードボイルドなのかイマイチ理解していないが、ワタクシの中では初のハードボイルドというジャンルと思いながら読んでいる。
少し不安なのは、ここにきて、数少ない女性の登場人物の人となりに、不思議な力を持たせるというオカルト的要素まで盛り込んできたこと。
いや、もう十分にいろんなテーマあるでしょう、まだこれ以上風呂敷広げても大丈夫なのか?
ちゃんと着地できるのか?
と小心者読者はドキドキするのである。
と同時に、こんな小心者なワタクシに「書く」という才能はないなあと痛感するのである。
今月から、週末に小説を載せることにした。
数年前から書き留めていたものだ。
野望というカテゴリーでおわかりのように、これで一発作家デビューを!と思っていたくらい結構力を込めて書いた。
が・・・久し振りに読んだ「みをつくし料理帖」シリーズで、打ちのめされる。
おもしろ過ぎる。
伏線も見事だし、時代小説ゆえに下調べとかすごく大変そう。それらの上に綴られる人間たちの悲しみ喜び。
いやぁ〜泣いたり笑ったり感心したりしながら十巻読了し、自分の才能にがっくりと肩を落としたのであった。
でも、せっかく書いたものを捨てるのは忍びなく、「そうだ!ここに遊びに来てくれるヒマな人達(失礼です)なら読んでくれるかもしれん!」と掲載に踏み切った次第。
どうぞよろしくお願いします。
そうそう!才能でもう一つ。
プレバトって知ってます?
1つのジャンルにつき事前に4-10人の芸能人が挑戦。
出来上がったものを専門家が判定し、その内容によって「才能アリ」「凡人」
「才能ナシ」と判定される。(ウィキペディアより)
時々、テレビつけたらやってて、おもしろくて見続けちゃうんだけど、特に好きなのが「俳句」
俳句の査定員の「夏井いつき先生」ってのが毒舌で、解説とかもおもしろいんだけど、先生が少し手を加えるとものすごく良くなるの。
さすが!と思うね。
月刊誌「NHK短歌」にも紙上添削教室ってのがあるんだけど、こちらは先生が月替わりで担当。
「えーーーっ!この添削でこの作品が台無しになったわ!」とか
「いや、先生!そういう意味で詠んだ歌じゃないと思うけど!」ということが多々ある。
その点、この夏井いつき先生の添削は、ワタクシ、とっても好きというかストーンと納得する。
先生が「よく勉強されてますね」と褒めることもあるのを聞きながら、自分には勉強が足りないのか?とも思ったり、いや、もうこの歳になったら最後は才能の有る無しかなあと思ったり。
をっ!今日は木曜日。
よる7時から「プレバト」です。
おもしろいから観てみて!(と言いながら、自分はいつも忘れるのよね〜)
今日の1枚は・・・
近所の駐車場にいた猫ちゃんたち。
我が家では「猫を見つけだす」才能は高く評価される。