パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

ロスト・キング 500年越しの運命

2023年09月13日 | 本・マンガ・テレビ・映画
9月13日(水)晴れ


オンライン試写会にて鑑賞。

  フィリッパ・ラングレーは職場で上司に理不尽な評価を受けるも、別居中の夫からは生活費の為に仕事を続けるよう促され、
  苦悩 の日々を過ごしていた。
  ある日、息子の付き添いでシェイクスピアの「リチャード三世」を観劇したことで、彼女の人生は一変。
  悪名 高き王・リチャード三世も自分と同じように不当な扱いを受けてきたのではないかと疑問を抱いたフィリッパは、
  彼の真の姿を探し求 め、歴史研究に没頭していく――。       Filmarks あらすじより

予告編でも言ってるのだが「究極の推し活」である。
仕事も家庭もうまくいってない、息子二人も言う事聞かず、筋痛性脳脊髄炎という病を抱えている45歳の女性が主人公。
若くもなく美人でもなく松金よね子さん似の彼女が、リチャード三世にのめり込んでからの行動力は素晴らしい。
これが、実話に基づいた映画だというから驚きだ。
おそらくニュースにもなったのだろうが、知らなかった。
「2012年、500年以上にわたり行方不明だったリチャード三世の遺骨が、英国レスターのとある駐車場から発掘された。」
この指揮をしたのが主婦でアマチュア歴史家のフィリッパ。
純粋にリチャード三世の遺骨を探す彼女と、最初は全く話に乗らない大学や市当局等。
色々な大人の事情やらあって大捜索へと発展して行き、発見に至るわけだが、ここでめでたしめでたしとならないのが辛いところ。
手柄は大学やらに横取りされた感ありありだし、まあどこまでがリアルで、どこからがフィクションなのかはわからないけど、
こういう感じって万国共通なのねえと苦虫潰した顔になる。

でも、ちょうど時を同じくしてジャニーズの会見の話題が出ており、ネットニュースにチラチラ気になる「女性記者」登場。
ん?何があったのかなとちょっと見に行くと・・・
東京新聞の望月記者が何やら延々とインタビューしたらしい。
映画「新聞記者」を見ると、そのモデルとされる望月記者側の視点からなので、国やら政治家やらが曲者で、丸め込まれて行く恐怖心を覚えたものだ。
しかし、官房長官時代の菅さんとのやりとりなど見てると、ちょっと望月さんのやり方が強引過ぎたり、注目集めるためには手段選ばず的なのが見えたりして、う〜む!同僚には欲しくないタイプだなあと思ったものだ。

自分がこういう強い女性とは真逆の、長い物にグルグル巻かれてきて、まあまあ荒波に揉まれながらもよろよろとそれに乗って順風に風を受けてきたので、
あまりこういうタイプとはつるみたくないなあと思ってしまう。
いや、邪魔はしませんよ。
でも、一緒には戦えないなあと思う事であった。

とはいえ、やはり「推し」の大事さは痛感。
ワタクシも早く「推し」を見つけようと思うのであった。
コメント (2)
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