パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

親として・・・

2006年11月11日 | 子供ネタ
11月11日(土)雨
娘、駅伝の応援で、朝6時45分にはお弁当持って出て行く。
夫も明日の試験に備えて会社へ。
資格マニアな社長から何やらいろいろと資格試験を受けさせられている。
しかし、去年の技術士ですっかり燃え尽きてる夫は
なかなかおべんきょしない。
そして、ぢつは妻も一緒に燃え尽きてるので
明日夫が受ける資格試験が何なのかも知らない・・・
やっと、前日の今日、いやいや会社へ出て行く夫。
「試験が今日だったら良かったのになあ」とぼやくぼやく。
でもそれってぶっつけ本番ってこと???
イチに「早く帰ってくるからね」と言いながら出ていく。
じっくりしっかりおべんきょしてきなさ~~いっ!

最近いじめ問題がまた一段と取り挙げられている。
文部科学省への投書もまた一段と波紋を広げている。
先日娘が中学校から1枚のプリントを持ち帰った。
東京都の教育長からの文書である。
学校では緊急集会も開かれ、校長先生のお話もあったようだ。
その文書を読みながら、あらためて親としての立場を考えさせられた。
その文書は「子供達へ」「保護者の皆さんへ」「全ての先生方へ」「全ての校長先生方へ」とそれぞれの立場へ呼びかける形で訴えている。
親への呼びかけの箇所では、子供を良く見つめ、寄り添い、相談出来るようにして欲しいとあり、「どれほど子供達がかけがえのないものかを伝えてください」と続く。
そうなのだ。
親にとってどんなに子供が大事で愛すべき存在で、かけがえのないものか。
自分を振り返っても、あまりに当たり前過ぎて、かえって言葉にしてこなかった気がする。
言葉で言わなくても、このたっぷりの愛情は娘に伝わってるだろうと勝手に思いこんでるとこもある。
「ずーっとずっとだいすきだよ」という絵本を思いだす。
この本は愛する者との死別がテーマの作品ではあるが、
死んでしまってからでは、もう「好きだ」と言えなくなってしまうから、気持ちをきちんと伝えよう。
「すきなら、すきと いってやればよかったのに だれも、いってやらなかった。いわなくっても、わかると おもっていたんだね。」
同じだ。
子供の心が病む前に、死んでしまう前に、どれだけ親が君の事を好きか、大事かということを伝えていかなければいけない。

先週だったかフジテレビの「泣きながら生きて」を見た。
中国人の男性が、人生の再出発をかけて日本にやってくるも、
うまくいかず、自分の夢を一人娘に託す為に必死で働き続ける。
10年以上もの別居状態を続け、妻と娘に仕送りをする。
仕事をかけもち、昼も夜も働く。
そして、娘はまた父のその気持ちに応えるべく努力し勉強して頑張って、
小さい頃の夢だった医者になるのだ。
私自身は、家族が離れて暮らすことには反対だし、
親が自分の人生を犠牲にしてまで子供に尽くすということが
良い事だとは思っていない。
しかし、彼は自分の人生の全てを犠牲にし、娘の為にひたすら働き続ける。
そしてその娘は父の気持ちを痛いほどに強く強く感じている。感謝してもしきれないと言う。
そして最後、彼は「人生すてたものではない」と言う。
日本から去る飛行機の中で手を合わせる彼。
号泣する私・・・
家族とか親とかを考えるとてもいい番組だったと思う。
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