パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

80’s Dream 90's Magic PREMIUM CONCERT

2017年03月06日 | 本・マンガ・テレビ・映画
3月6日(月)曇り

うちのツマは懸賞好き。
いろんなものに応募しては得意げに当選品を見せてくれる。
「化粧品と映画に金は出さん!」が口癖。
はいはい!といつもは聞き流してるけど今回はオレにまで無理強い。
「80'S Dream 90's Magic PREMIUM CONCERT」 のペアチケットご当選。
早速娘を誘ったらしいが、娘は娘でライブに行くらしくて振られ、オレに回ってきた。
タイトルからもわかるように、あの時代の、コンサートだ。
チケットを見ると、クリストファークロス、レイパーカーJr.&レイディオ、稲垣潤一、そしてナビゲーターが石井竜也とある。
あの時代を知っているオレだが、あのキラキラした夜とは全く無縁だったオレだ。
誰にも思い入れがなく、誰にも興味を惹かれない。
もっと言えばその日、オレは休日出勤で仕事だ。
しかし、ツマは「3時間もあるらしいのよ、遅れてもいいからおいでよ!」とチケットを押し付ける。

仕事の合間に、このチケットのことを検索して見ると・・・
12500円だとぉ!?
さすが外タレ呼ぶとなるとこれくらいの値段になるのか。
ついでに、座席表も確認すると・・・後ろから二列目だ。ま、妥当だな。
先週、「執念で当てた!」と豪語するツマは、ひれ伏す娘を連れて「3月のライオン」の舞台挨拶付き試写会行ってたが、この席が彼女いわく神席。
トヨエツがあたしに微笑んだ!と言ってたが、これは嘘だろう。
今回もその会場と同じ東京国際フォーラムだ。
彼女のささやかな強運(?)で神席だと困るなあと思ってたから、この、ほとんど最後列にはホッとした。
だって「ゴーストバスターズ」あたりの曲でディスコ状態になったら困るからな。
オレは蛇とディスコが大嫌いなんだ。
あと、立ち呑みは好きだがスタンディングは嫌いだ。
こんな後ろの席ならずっと座ってられるだろう。
ツマの機嫌を損なわない程度の時間にちょこっと顔出すくらいにしようかと思ってたオレだったが、12500円というチケット代と、オレにとっては「神席」だという安心感により、なるべく間に合うように電車に飛び乗る。

3時間半は長いっっっ!
ミラーボールがキラキラしたステージと、爆音の中、オレは気持ちよく眠った。
そして、映画だったら思いっきり横から肘鉄を食らわすツマから何もアクションがなかったとこを見るとどうやら彼女もウトウトしてたんじゃないか?
終わった後の第一声が「長かったね〜〜〜」
それと「ケチったのか知らんが、通訳を入れてくれないから何言ってるかわからんかった!」
そうか?オレ、だいたいわかったぞ。大したこと言ってなかったし。
このコンサートは後日CSでテレビ放送されるらしく、幕間でのインタビューが長い。
女子アナを進行兼通訳として使ってるのだが、レイパーカーJrもクリストファークロスもペラペラ喋ってこの女子アナが訳す時間を与えない。
で、最後の一言くらいを大慌てで訳すという繰り返し。
さすがのツマでもそれはわかったらしく「はしょりすぎっ!」
ツマいわく、「大きなモニターあるんだからそこに同時通訳して字幕で出せばいのよっ!」
レイパーカーJr.やクリストファークロスが何か面白いこと言った時、観客の一部が笑ってるのに自分は笑えなかったということでプライドを傷つけられたようだ。
オレのツボは、クリストファークロスが回転寿司を「SUSHI TRAIN」と言ったところ。
ここですら彼女は、「え?回転寿司全体のことだったの?くら寿司だかはま寿司だか、電車のトレイに乗ってくるあれのことじゃないの?」
12500円、夫婦だと25000円で聴きに来た人たちには申し訳ないような感想を述べながら居酒屋を探す夫婦。
そして、同じ頃にライブが終わった娘も合流して、ガード下の居酒屋でイカ刺しにいぶりがっこクリームチーズ、モツ煮、南部煎餅ピザ、に揚げ餃子を肴に呑む。


ツマの友人が「nさんって倹約倹約言ってる割には呑み代は惜しまないのね」と言ってたらしいが、同感である。
別に25000円もらったわけでもないのに、ツマの頭の中では25000円分得したんだから、その分呑んでいいよねっ!と太っ腹になっている。
まあ、呑むことがまんざらでもないオレは彼女の間違い勘違いに気づかないふりをして焼酎お代わりをする。
それが優しさ!Tokyo city serenadeさ!
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テレビの話

2017年03月03日 | 本・マンガ・テレビ・映画
3月3日(金)晴れ

『カルテット』
逃げ恥の予約録画機能を解除しなかったことにより見始めたコレ。
視聴率はいまいちらしいですが、我が家的にはウケてます。
高橋一生氏は今、旬だし。
つか、源さんの時もそうだったけど、高橋氏もNHK大河と掛け持ち。
カルテットの、モテてるんだかそうじゃないんだかわからないダメンズイケメンぶりと、大河の真面目な感じとのギャップにため息。
俳優さんってすごい。
そして、ワタクシの、どっちも好きっ!と思う節操のなさに呆れる。
でも、一番好きなのは、「民王」の時のカレ。
そして、今後気になるのが「3月のライオン」の先生役。
と、高橋氏の話は置いといて・・・
前回の話は胸が痛かった。
夫婦間のすれ違いっぷりというか、結婚観の温度差に、ひぃーーーーっ!ってなった。
ワタクシは「松たか子」だった(・・・)
松たか子と宮藤官九郎(いや、役名で言いなさいよ!)夫婦。
見ててクドカンの気持ちもわかった。そして、視聴者は3対7でクドカン支持だろうと思った。
そして、しつこいですがワタクシは松たか子でした。
ワタクシの1度目の結婚の失敗は、0対100で夫が悪いと思っている。
しかし・・・
松たか子ほど露骨ではなかったにせよ、彼がくれた「中原中也」の詩集は読まなかった。
彼が奏でるギターでの愛の歌は、こっぱずかしくて、なおかつ眠くて、早くうちに帰りたかった。(仕事帰りに彼の愛車の中で聞かされた)
尾崎が亡くなった時、仕事サボって東京へ行く!と息巻いた時や、行くはずだった尾崎のコンサートのチケットは払い戻さずに取っておくと言ったときはまぢで腹立てて止めた。
今でもそうだが、ワタクシの中で結婚は生活とイコールだ。
安定がまず基本。
趣味はその次。
そして、自分にはその趣味すらない。
趣味のある人から見たら、つまらない人生だと思われるだろう。
自分でも時々そう思う。
でも、その時はそれで幸せだったのだからしょうがないし、今だって、こんな感じでそこそこ幸せなんだからしょうがない。
もう、これは生まれついてのものだし、性格だし、しょうがない。
でも、ワタクシも大人になった。
少しだけ反省し、前夫との結婚の失敗は0.1対99.9の比率で夫が悪いということにしてやろう。
そして、ワタクシも何かにのめり込んでみようかしらと、春の習い事特集なるチラシを見つめる。

『東京タラレバ娘』
パフュームの歌が良い。
イントロがドキドキ感盛り上げる。
でも・・・もう52歳ですからねえ〜何一つ、そして三人娘の誰にも、共感できない。
23歳の娘は面白いらしい。
が、母から言わせると我が娘は「タラレバ」言わないタイプ、つーか、「タラレバ」言う前に行動して玉砕するタイプ。
逆に「〜してタラ、〜してレバ」ではなく、「〜してなかっタラ、〜してなけレバ」と思うタイプと言えるのか。
もう母は、あなたが「あたし、料理研究家になるっ!」って言っても驚かないよ。
と、娘の話は置いといて・・・
これまた、前々回だったか、まるでこれは「カルテット」とコラボしてるのかっ!?と思うようなシーンが!
フランス映画好きの速水もこみち氏に誘われフランス映画苦手な吉高由里子嬢が一緒に鑑賞する。
睡魔と格闘する吉高由里子が30年前の、車の中の自分とダブり、「価値観がずれてる人とはやめときな!」と声を大にして言いたくなる(ってまだこの先の録画を見てないからわからんけど)
娘はいちいち彼女らの発言にうなづいたり悲鳴をあげたりしているが、母が共感するのは「坂口健太郎がかっこいい!」と言うことだけ。
金髪の似合う日本人はいないという私の概念を覆してくれた初めての男だ。
ドリカムとかがバックに流れるあたりに、ワタクシより下の世代だなあと感じたり、
あ!そうそう、カルテットではGReeeeNが流れた。
ここでGReeeeN!!!という絶妙な使い方!!!
熱烈なGReeeeNファンは少し気を悪くするような使われ方だが、なんというかものすごく説得力ある使い方だった。
趣味人VSフツー人をものすごくわかりやすく。
結論としては、なんだかんだこういう友達がいるのは心強い。
ワタクシも、久しぶりに郷里の悪友たちと天文館に繰り出したくなったぜ。

お笑いの話も書きたかったがそれはまた次回。
ENGEIグランドスラムはチョー面白かった。
Rー1は少しクエスチョンマーク。でも、新しい人たちを見られたかな。
というようなことをまた近々ダラダラ語ります。See you!
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