peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

チャノキ(茶の木)/チャ(茶) 2008年11月2日

2008年11月02日 | Weblog
一関市大東町渋民のチャノキ(茶の木)
/チャ(茶)の花 2008年11月2日







2008年11月2日(日)、一関市大東町渋民の国道343号線沿いにある
「産直ふるさと大東」に寄りました。お昼を摂るため、ここにある食
堂を利用しようと思ったのですが、妻は煙草の煙が嫌なので行かない
と言いました。
食堂は、「わらく」という名前に変っていて「祝開店」の花輪が立っ
ていましたので、結局2人で入りました。

 産直ふるさと大東のすぐ近くの畑の縁に植えられている茶の木が
花を咲かせていました。




白い花弁と雄しべの黄色い葯との対比が美しい。花柄のある点がツバキとは違う。


チャノキ(茶の木)ツバキ科 ツバキ(カメリア)属
camellia sinensis
中国の南西部原産といわれる常緑低木。建久2年(1191)年に僧・栄西
が中国から持ち帰ったのが日本での栽培のはじまりとと伝えられている。
茶畑では高さ1mほどに丸く刈り込まれることが多いが、手を加えないと
高さ5~8mにもなるという。

葉は互生し、長さ3~10㎝の長楕円形の皮質で厚く、先は鋭く尖り、縁
には細鋸歯がある。表面は光沢があって葉脈が凹んでいる。

10~11月、葉のつけ根に直径2~3㎝の白い5弁の花を下向きに開く。
果実は果で直径約2㎝ほどの扁球形で、翌年の秋から冬にかけて熟
すと3つに割れて暗褐色の種子を3個出す。分布:中国南西部。

チャノキ(茶の木)/チャ(茶)

2008年11月02日 | Weblog
大東町渋民のチャ(茶)の花 2007年10月25日





2007年10月25日、一関市大東町渋民の「産直ふるさと大東」
のすぐそばにある畑で、チャノキ(茶の木)が花を咲かせて
いました。




一関市街地のチャ(茶)の花 2006年11月18日


11/18(土)、一関市山目字立沢の住宅街を歩いていたら、道路脇の古いお墓の所に「チャ(茶)の木」がありました。近寄って見たら花が咲いていました。ただ歩いていたのでは見過ごしてしまいそうです。






厳美渓上流の長者滝橋とチャ(茶)の花 2005年11月4日



 画像は、厳美渓(磐井川)上流の長者滝橋と磐井川の風景。




 チャ(茶)の花は、白い花弁と雄しべの黄色い葯との対比が美しい。11/4厳美渓近くの民家の裏庭で
チャ(茶)ツバキ科 ツバキ属 Camellia sinensis
中国の南西部原産の常緑低木。12世紀末(鎌倉時代の初め)に栄西が中国から持ち帰ったのが日本での栽培のはじまりと伝えられており、緑茶用として各地で植栽されている。

 山地にも生えるが、製茶用の茶畑では高さ1mぐらいに丸く刈り込むが、自然木では7~8mになるものもあるという。

 細かく枝分かれし、葉は短柄があって互生する。縁には鋸歯があり革質、長さ3~10cmの長楕円形で先は尖り、表面は光沢があって葉脈がへこんでいる。

 花期は10~11月。葉のつけ根に直径2~3cmの白色円形の5花弁を持つ花を開く。雄しべは多数あり、雌しべは1個。

 果実(果)は直径2cmほどの扁球形で、翌年の秋から冬にかけて熟す。熟すと3つに割れ、中から種子が顔を出す。

 分布:本州、九州、中国、朝鮮。別名:メサマシグサ(目覚草)