一関遊水地記念緑地公園のカマツカ(鎌柄)
2008年11月1日
2008年11月1日(土)、一関市孤禅寺にある一関遊水地記念緑地に
行きました。ここには四季桜が植栽されており、例年この時期に花
を咲かせるので、楽しみにして立ち寄ります。年々花の数が少なく
なってきているように感じて残念に思っているのですが、今年もわ
ずかながら花開いていました。
この公園の「せせらぎ広場」と名付けられた所にカマツカ(鎌柄)
が植えられており、赤い実をつけていました。
カマツカ(鎌柄)の白い花 2007年5月16日
2007年5/16(水)、一関市総合体育館のすぐそばに公園
(一関遊水地記念緑地)があり、「カマツカ(鎌柄)」が
植えてあります。遠くからでは良くわかりませんが、白い
花が咲いていました。秋になると赤い実が目立つのですが、
今の時季は緑の葉に隠れて目立ちませんので、訪れる人も
いないようです。
カマツカ(鎌柄)バラ科 カマツカ属
Pourthiaea villosa var.laevis
丘陵地や山地に普通に生える落葉低木~小高木。高さは普通3~7m
になる。白い花も赤い実も美しいので、庭などにも植えられている。
幹は直立し、よく枝分かれする。樹皮は暗灰色で縦に皺が寄り、斑
紋がある。若枝はほとんど無毛。
葉は互生し、長さ4~8㎝の倒卵状長楕円形で、先は鋭く尖り基部
はくさび形。洋紙質で両面ともほとんど毛はない。縁には細かくて
鋭い鋸歯がある。葉柄は4~5㎜。葉の形や毛の状態などに変化が多
い。
4~5月、短い枝の先にほとんど無毛の複散房花序を出し、直径8~9
㎜ほどの白花が多数集まって咲く。花弁は5枚で円形、雄しべは20本。
花柱は3本で中ほどから下が合着し、基部に白色の軟毛がある。萼は
短い吊り鐘形で5浅裂する。萼と花柄には軟毛がある。
果実は長さ7~9㎜の楕円形で、秋に赤く熟し、先端に萼片が残る。
果柄には褐色のいぼ状の皮目が多い。実は甘酸っぱくて食べられる。
和名の「カマツカ(鎌柄)は、材が丈夫で折れにくいので、鎌の柄
によく利用されることによる。また、材を曲げて牛の花輪をつくっ
たことから「ウシコロシ(牛殺し)」や「ウシノハナギ」の名もあ
る。
用途:器具材(鎌の柄、洋傘の柄、古くは牛の鼻輪)
分布:北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、タイ。
2008年11月1日
2008年11月1日(土)、一関市孤禅寺にある一関遊水地記念緑地に
行きました。ここには四季桜が植栽されており、例年この時期に花
を咲かせるので、楽しみにして立ち寄ります。年々花の数が少なく
なってきているように感じて残念に思っているのですが、今年もわ
ずかながら花開いていました。
この公園の「せせらぎ広場」と名付けられた所にカマツカ(鎌柄)
が植えられており、赤い実をつけていました。
カマツカ(鎌柄)の白い花 2007年5月16日
2007年5/16(水)、一関市総合体育館のすぐそばに公園
(一関遊水地記念緑地)があり、「カマツカ(鎌柄)」が
植えてあります。遠くからでは良くわかりませんが、白い
花が咲いていました。秋になると赤い実が目立つのですが、
今の時季は緑の葉に隠れて目立ちませんので、訪れる人も
いないようです。
カマツカ(鎌柄)バラ科 カマツカ属
Pourthiaea villosa var.laevis
丘陵地や山地に普通に生える落葉低木~小高木。高さは普通3~7m
になる。白い花も赤い実も美しいので、庭などにも植えられている。
幹は直立し、よく枝分かれする。樹皮は暗灰色で縦に皺が寄り、斑
紋がある。若枝はほとんど無毛。
葉は互生し、長さ4~8㎝の倒卵状長楕円形で、先は鋭く尖り基部
はくさび形。洋紙質で両面ともほとんど毛はない。縁には細かくて
鋭い鋸歯がある。葉柄は4~5㎜。葉の形や毛の状態などに変化が多
い。
4~5月、短い枝の先にほとんど無毛の複散房花序を出し、直径8~9
㎜ほどの白花が多数集まって咲く。花弁は5枚で円形、雄しべは20本。
花柱は3本で中ほどから下が合着し、基部に白色の軟毛がある。萼は
短い吊り鐘形で5浅裂する。萼と花柄には軟毛がある。
果実は長さ7~9㎜の楕円形で、秋に赤く熟し、先端に萼片が残る。
果柄には褐色のいぼ状の皮目が多い。実は甘酸っぱくて食べられる。
和名の「カマツカ(鎌柄)は、材が丈夫で折れにくいので、鎌の柄
によく利用されることによる。また、材を曲げて牛の花輪をつくっ
たことから「ウシコロシ(牛殺し)」や「ウシノハナギ」の名もあ
る。
用途:器具材(鎌の柄、洋傘の柄、古くは牛の鼻輪)
分布:北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、タイ。