peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

晩秋のリンドウ(竜胆) 2008年11月13日

2008年11月30日 | Weblog
岩手県立花きセンターのリンドウ(竜胆)
 2008年11月13日






2008年11月13日(木)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原字
頭無2-1)の「花の館」温室がある方の庭で、沢山植えられたリンドウ
(竜胆)が花を咲かせていました。晩秋のこの時期に咲いているリンド
ウの花を見るのは初めてです。






リンドウ(竜胆)リンドウ科 リンドウ(ゲンティアナ)属
Gentiana scabra var.buergeri
山野に自生する多年草だが変異株が多い。ふつう茎は直立または斜上
し、赤紫緑味を帯びることがよくある。草丈15~100㎝になる。葉は対
生し、長さ3~10㎝で、三角状卵形から卵状披針形で、3脈、先は長く
尖り、縁には細かい突起があってややざらつく。

9~11月、茎の先や上部の葉の腋に狭い釣鐘形の花をつける。花冠は
長さ4~5㎝で、先は5つに切れ込み、日が当たると開き、日が陰ると閉
じてしまう。花びらの色は青紫から赤紫色で内側には茶褐色の斑点が
ある。

和名の「リンドウ(竜胆)」は、根茎と根を乾燥したものを漢方では
竜胆(りゅうたん)と呼び、苦味健胃薬として利用されることによる。
リンドウ(ゲンティアナ)属 Gentiana
日本、シベリア、中国、朝鮮半島に分布する多年草、または一、二年
草で世界に約400種が知られるとのこと。