peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

桜の紅葉と五郎沼、白鳥、鴨

2008年11月12日 | Weblog
紫波町の桜の紅葉と五郎沼、白鳥、鴨 
 2008年11月12日







2008年11月12日(水)、岩手県紫波郡紫波町南日詰字箱清水にある
五郎沼、薬師神社などに行ってきました。五郎沼の周りに植えられた
桜の葉が色鮮やかに紅葉していました。
五郎沼のすぐ脇を国道4号線が走っていて、ひっきりなしに自動車が
通るのに、沼の反対側は静かで、南下してきた白鳥や鴨が羽根を休め
ていました。









五郎沼について奥州藤原氏の時代、紫波地域は藤原氏の支族である樋爪氏
が支配していたが、源頼朝が紫波に到着した時には、居城である樋爪館
を焼いて北に逃走してしまっていたという。しかし、頼朝軍に捕らえら
れて鎌倉に連行された上、各地に配流されたとのこと。

この沼は、藤原氏の初代・藤原清衡の子で樋爪氏の始祖となった清綱の
子・樋爪五郎季衡(すえひら)が作った池とか、あるいは幼時に泳いだ
池との言い伝えがあり、「五郎沼」と呼ばれる。

樋爪氏は、志波郡一帯を治め、赤沢川・佐比内川・滝名川流域の砂金採
取と馬産、塩の運搬などで、藤原氏を支えていたと考えられている。