peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ネズミモチ(鼠黐)

2008年11月19日 | Weblog
仙台市「東北大学病院」のネズミモチ(鼠黐)
 2008年11月19日











2008年11月19日(水)、仙台市青葉区星陵町1番1号にある東北大学病院
へ、6カ月ぶりに行きました。門のすぐ近くに植えられているネズモモチ
(鼠黐)の木が、鼠の糞のような実を沢山つけていました。また、カエデ
やモミジがきれいに紅葉していました。





ネズミの糞のような果実をつけたネズミモチ(鼠黐)2006年

我が家の近所にある民家の生け垣のネズミモチ(鼠黐)がネズミ
(鼠)の糞のような果実を実らせていました。デジカメで撮ろうと
したら、あまりの寒さのため液晶画面が暗くてよく見えず、ピンボ
ケの画像になってしまいました。(下記の画像)

我が家に帰って少し経ってから再度撮ろうとしたが、20枚も撮らな
いうちにまた液晶画面が見えなくなってしまいました。液晶だけで
ないデジカメが欲しいです。


ネズモモチ(鼠黐)モクセイ科 イボタノキ属
 Ligustrum japonicum
関東以南の山地に生える常緑小高木。高さ2~4mになり、庭園や公園、
生け垣などにもよく植えられている。葉は有柄で対生し、葉身は楕円形
(卵形)で長さ4~10cmあり、厚い革質で光沢がある。先は尖り縁は全縁。

花期は6~7月。新しく出た枝先に長さ5~12㎝の円錐花序を出し、白い
花を多数つける。花冠は長さ約5㎜の筒状漏斗状で4深裂し、裂片は反り
返る。雄しべと花柱は花冠から突き出る。
花後に長さ7~10mmの長楕円形で円頭の実を房状につける。11月頃に白
粉をおびて黒紫色に熟す。
 
和名は、果実がネズミ(鼠)の糞に似ていて、葉がモチノキ(黐の木)
に似ていることによる。別名:タマツバキ
分布:本州(中国以西)、四国、九州、沖縄、台湾。

トウネズミモチ(唐鼠黐)

2008年11月19日 | Weblog
一関市街地のトウネズミモチ(唐鼠黐)
 2008年1月16日





2008年1月16日(水)、朝から晴れて「小春日和」のような天気になり
ました。一関市の山目(やまのめ)側の市街地を2時間ほど散策しました。
磐井橋から市役所、そして一関警察署方面へ行く道路脇に「トウネズミ
モチ(唐鼠黐)」が植えられており、今年も実をびっしりと付けていま
した。






一関市街地のトウネズミモチ(唐鼠黐)の果実
 2006年10月17日




2006年10/17(火)、一関市役所がある市街地の国道脇に植えられた
「トウネズミモチ(唐鼠黐)」が果実を沢山つけていました。果実は
未だ緑色でしたが、これから冬にかけて黒紫色に熟して行くでしょう。





 
トウネズミモチ(唐鼠黐)モクセイ科イボタノキ属
Ligustrum lucidum

中国原産の常緑高木で、高さは8~15mほどになる。日本には明治初期
に渡来したという。東京をはじめ全国各地で戦後の緑の復興のために防
風樹や公園樹、庭園樹などに多用され、今ではかなりの大木に育ってい
る。

葉は密に茂り、有柄で対生、葉身は卵形または卵状楕円形でネズミモチ
より大きく、長さ6~12cm、厚い革質で濃緑色、光沢がある。葉を透かし
て見ると、脈が明るい筋になって見える。

6~7月、円錐花序に小さい白花を開く。果実は楕円形から球形。ネズミ
モチより全体が大きく、果実はやや球形となる。
分布:中国、朝鮮(済州島)