peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

イチョウ(公孫樹/銀杏) 2008年11月11日

2008年11月16日 | Weblog
一関市街地のイチョウ(公孫樹/銀杏) 2008年11月11日





2008年11月11日(火)、一関市竹山町の一関市役所付近を歩いていた
ら旧・県立磐井病院のそばでまっ黄色に色づいたイチョウ(銀杏/公孫
樹)を見つけました。梢の上の方を良く見たら熟した果実がついてい
ました。




長安寺のイチョウ(公孫樹/銀杏)の大木
2005年10月16日


2005年10月16日に行われた「一関の森見学会」で、一関市弥栄字沼畑の
長安寺に生えているイチョウ(公孫樹/銀杏)の大木を見ました。

画像は、9月20日に一関市街地で見た未だ青いギンナン(銀杏)
根元周り7m20cm、目通り周り4m45cm、根元径2m30cm、目通り径1m
42cm、樹高27m、推定樹齢380年という大木で、ギンナン(銀杏)と呼
ばれる果実を沢山つけていました。
樹幹に乳(柱瘤)がみられるものの樹勢は良好で、旧・一関市内にあ
るイチョウでは最大のものということです。雌株。

熟して悪臭を発している落ちた果実を拾った人がいたが、熟した果肉
に素手で触るとかぶれることがあるので注意が必要です。
イチョウ(公孫樹/銀杏)イチョウ科 イチョウ属 Ginkgo biloba

中国原産の落葉高木。幹は直立し、高さ30~45mになる。幹枝から乳
といわれる気根が出ることがある。葉は幅5~7cmの扇形で、秋には美し
く黄葉する。

化石によると、今から2億年近く前の中生代のジュラ紀にはこの仲間が
繁栄していたらしいということですが、現在ではイチョウだけしか残っ
ていないとのこと。

日本では室町時代には既に渡来していたといわれ、神社や寺の境内に
は天然記念物に指定されるような老木や巨木も多い。公園樹や街路樹と
してもよく植えられている。

病虫害や大気汚染に強く生長も早いため、全国各地に植えられている。
樹皮は火に強く、材は黄白色。秋は黄葉がみごとである。

花期は4月。雌雄別株。雄花は多数の雄しべが集まって、長さ2~3cmの
淡黄色の穂になる。雌花は緑色。

雌株には、ギンナン(銀杏)と呼ばれている果実(正確には種子)がつ
き、秋に黄色に熟す。外側の柔らかい皮(外種皮)は悪臭があり、かぶ
れることが多い。食べる部分は胚乳で、白くて堅い殻に包まれている。 

イチョウ(公孫樹/銀杏)

2008年11月16日 | Weblog
一関市銅谷町のイチョウ(銀杏/公孫樹)の実 2006年10月17日



10/17(火)、一関市銅谷町12番の県営銅谷アパートの入口にある
「イチョウ(銀杏/公孫樹)」の木に実が沢山ついていました。






一関市大東町大原の黄葉したイチョウ(銀杏/公孫樹)の木
2006年11月9日





11/9(木)、一関市大東町大原に行ったついでに「山吹城本丸跡」
に寄ってみました。本丸跡にある「イチョウ(銀杏/公孫樹)」の
巨樹/古木が見事に黄葉していました。









イチョウ(銀杏/公孫樹)イチョウ科 イチョウ属
 Ginkgo biloba
中国原産の落葉高木で、寺院や公園、街路にもよく植えられている。
化石によると、今から2億年近く前の中生代のジュラ紀にはこの仲間
が繁栄していたらしいが、現在ではイチョウだけしか残っていないと
いう。

日本では古い時代に渡来し、室町時代には既に植えられていたとい
われ、神社や寺の境内には天然記念物に指定されているような老木や
巨木が多い。現在では、病虫害や大気汚染に強く、生長も早いため、
全国各地の街路樹に特に多く用いられている。樹皮は火に強いので、
防火樹としてもよく利用される。材は黄白色。

幹は直立し、高さ30~45mにもなる。老木になると幹枝から「乳」
といわれる気根が出ることがある。葉は幅5~7cmの扇形で、ふつう
中央に切れ込みがある。秋には美しく黄葉する。雌雄別株。

4月ごろ、雄花は多数の雄しべが集まって、長さ2~3cmの淡黄色の穂
になる。雌花は緑色で長い柄の先に胚珠が2個ずつつく。被子植物と
違って子房がなく、胚珠はむき出しになっている。

果実(正確には種子)はいわゆる「ギンナン(銀杏)」で、雌木に
なり、秋に黄色に熟す。外側の柔らかい皮(外種皮)は悪臭があり、
素手で触れたりするとかぶれることが多い。食べる部分は胚乳で、白
くて堅い殻に包まれている。 材はまな板に良く利用される。

ホソバハナヒリノキ(細葉鼻嚔の木)

2008年11月16日 | Weblog
紫波町「城山公園」のホソバハナヒリノキ(花嚔の木)
 2008年11月13日





2008年11月12日(水)、岩手県紫波郡紫波町の中央部にある城山公園
に行きました。城跡の頂上部に近い高台から、白い雪をうっすらとかぶ
った岩手山が見えました。
本丸跡などを見て歩いた後、「須川長之助の碑」の方角板のある小公園
に着きました。チョウノスケソウと命名された植物の発見者として有名な須川長之助
を顕彰する碑が建てられていました。また、その周りにはゆかりの植物も
植えられていました。



ホソバハナヒリノキ(細葉鼻嚔の木)ツツジ科 イワナンテン属
Leucothoe tschonoslii Maxim
分布:本州(北・中部)、県内では奥羽山脈にまれに産する。
ハナヒリノキ(鼻嚔の木)ツツジ科 イワナンテン属
Leucothoe grayana var.oblongifolia
山地の林のふちなどに生え、高さ1~2mになる落葉低木。よく分枝し、
若枝には細毛が密生する。葉は互生し、長さ2~8㎝の倒卵形または長
楕円形で縁に毛状の鋸歯がある。

7~8月、枝先に長さ5~15㎝ほどの総状花序を出し、淡緑色の小さな
壺形の花が花序の下側にかたよってつく。花は下の方から咲く。花冠
は長さ約4㎜の壺形で先は5裂して反り返る。果は扁球形で熟すと5裂
する。

「ハナヒリ」とはくしゃみのことで、葉の粉を吸うとくしゃみが出る
ことによる。有毒植物で、かつては葉を粉にしてウジ(蛆)を殺すの
に使ったり、葉を煎じて家畜用の駆虫剤にしたとのこと。
分布:北海道、本州(京都府・奈良・和歌山県以北)
須川長之助氏ゆかりの植物(名札のみ)