peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ヒメリンゴ(姫林檎)

2008年11月06日 | Weblog
一関市東山町のヒメリンゴ(姫林檎)
 2008年9月17日



2008年9月17日(水)、一関市東山町長坂の住宅団地にある民家の庭に
植えられたヒメリンゴ(姫林檎)の木が、果実を沢山つけていました。
9/8に見た木とは別の木で、赤く色づいていました。


一関市東山町のヒメリンゴ(姫林檎)の果実
 2008年9月8日




2008年9月8日(月)、一関市東山町長坂の住宅団地の中にある民家の
庭に植えられているヒメリンゴ(姫林檎)の木が、果実を沢山つけて
いました。



ヒメリンゴ(姫林檎)バラ科 リンゴ属
Malus×cerasifera
エゾノコリンゴ(蝦夷の小林檎)別名:ヒロハオオズミMalus baccata
var.mandshuricaと中国原産のイヌリンゴの雑種といわれる落葉小高木
で、高さは5mほどになる。庭木として植えられるほか、鉢植えや盆栽
にも利用される。

葉は長さ3~8㎝で長楕円形。花期は5~6月。直径3~4㎝の花をつける。
花ははじめ淡紅色で、満開時には白くなる。果実はエゾノコリンゴより
大きく、直径2~3㎝で、濃紅色から暗紫色に熟す。

ツクバネ(衝羽根)

2008年11月06日 | Weblog
画像は、羽根つきの羽根のような形の果実をつけている「ツクバネ(衝羽根)」。
半寄生植物

奥州市水沢区「大師山森林公園」のツクバネ(衝羽根)
 2008年10月13日







2008年10月13日(月)、奥州市水沢区黒石地区にある大師山森林公園
に行きました。時間が少なかったので、あまり歩けませんでしたが、上
のマップにあるキャンプ場に登って行く「若人の道Ⅰ」の傍で、果実を
つけたツクバネ(衝羽根)を見つけました。この時期になると、実の色
が葉の色と少し違ってくるので、見つけやすくなるようです。





ツクバネ(衝羽根)ビャクダン科 ツクバネ属
 Buckleya lanceolata
ツガ、モミ、アセビなどの根に半寄生する落葉低木。高さは1~2m。
葉はほぼ無柄で対生し、長さ3~10cmの卵形または長卵形で、先は尾状
に尖る。

5~6月、雌雄別株。雄花は直径4mmほどの小さな淡緑色の花を散房状に
開く。花弁はなく、萼片と雄しべは4個。雌花は枝先に1個ずつつき、子
房の先端に細長い葉状の苞が4個ある。

果実は長さ7~10mmの卵円形で、先端には花の後長さ2~3cmに伸びた苞
が残り、羽根つきの羽根(衝羽根)にそっくりなので、この名があると
いう。なお、若い果実を塩漬けにして料理に用いることもあるという。

 分布:本州、四国、九州(佐賀、長崎、大分県)