ハナミズキ(花水木)の真っ赤な実
2008年12月4日
2008年12月4日(木)、一関市千厩町千厩字構井田地区
(JR千厩駅から100mほどの国道456号線沿い)に街路樹
として植えられているハナミズキ(花水木)が、
真っ赤に熟した実をつけていました。すっかり葉が落ち
てしまったため、赤い実が余計目立ちました。
ハナミズキ(花水木)ミズキ科 ミズキ(コルヌス)属
Cornus florida
北アメリカ東海岸からメキシコにかけて分布する落葉小高木~高木。日本
には明治中期に渡来した。1915(大正4)年に当時の東京市長・尾崎行雄が
ワシントンにサクラを贈り、その返礼に東京に贈られた木としてよく知られ
ている。
最初は植物園や公園に植えられる程度だったのが、以後、庭木や街路樹と
して各地に植えられるようになったという。
高さ5~12mになり、よく分枝する。樹皮は灰黒色で、マツの樹皮のような
細かな亀裂が入る。若枝ははじめ毛があり、紫褐色を帯びる。冬芽は緑色を
帯びた赤褐色の鱗片に包まれ、側芽は対生する。葉芽は長さ3~7㎜の卵形で
先は尖る。花芽は枝先につき、直径約6㎜の半球形。葉痕(ようこん)は三日
月形または半円形で、葉柄の一部が残る。
葉は長さ7~15㎝の卵形または広卵形で全縁。先は尖り、基部は広いくさび
形または円形。裏面は粉白色を帯び、脈上に毛がある。側脈は6~7対ある。
秋に美しく紅葉する。
4~5月、黄緑色の小さな花が15~20個集まった球形の頭状花序をつくる。白
い花弁状の総苞片は広倒卵形で長さ4~6㎝。品種には8㎝ぐらいの巨大輪もあ
り、先端は凹む。園芸品種には、
総苞片がピンクの濃淡、赤や黄色のもの、苞の大小、斑入り葉などがある。
米国のバージニア州、ノースカロライナ州の州花。英名はFlowering Dogwood。
別名:アメリカヤマボウシ
果実は核果で長さ約12㎜の楕円形。枝先に数個集まってつき、10月頃光沢の
ある深紅色に熟す。種子は2個あり、長さ約10㎜の紡錘形で淡褐色。
[栽培]強健で、日本の高温多湿の環境でよく生長する。繁殖は実生。品種は
接木。
ミズキ(コルヌス)属 Cornusは、熱帯から北半球に約45種が分布する半低木から
小高木。高山植物のゴゼンタチバナ C.canadensisも本属の仲間。
2008年12月4日
2008年12月4日(木)、一関市千厩町千厩字構井田地区
(JR千厩駅から100mほどの国道456号線沿い)に街路樹
として植えられているハナミズキ(花水木)が、
真っ赤に熟した実をつけていました。すっかり葉が落ち
てしまったため、赤い実が余計目立ちました。
ハナミズキ(花水木)ミズキ科 ミズキ(コルヌス)属
Cornus florida
北アメリカ東海岸からメキシコにかけて分布する落葉小高木~高木。日本
には明治中期に渡来した。1915(大正4)年に当時の東京市長・尾崎行雄が
ワシントンにサクラを贈り、その返礼に東京に贈られた木としてよく知られ
ている。
最初は植物園や公園に植えられる程度だったのが、以後、庭木や街路樹と
して各地に植えられるようになったという。
高さ5~12mになり、よく分枝する。樹皮は灰黒色で、マツの樹皮のような
細かな亀裂が入る。若枝ははじめ毛があり、紫褐色を帯びる。冬芽は緑色を
帯びた赤褐色の鱗片に包まれ、側芽は対生する。葉芽は長さ3~7㎜の卵形で
先は尖る。花芽は枝先につき、直径約6㎜の半球形。葉痕(ようこん)は三日
月形または半円形で、葉柄の一部が残る。
葉は長さ7~15㎝の卵形または広卵形で全縁。先は尖り、基部は広いくさび
形または円形。裏面は粉白色を帯び、脈上に毛がある。側脈は6~7対ある。
秋に美しく紅葉する。
4~5月、黄緑色の小さな花が15~20個集まった球形の頭状花序をつくる。白
い花弁状の総苞片は広倒卵形で長さ4~6㎝。品種には8㎝ぐらいの巨大輪もあ
り、先端は凹む。園芸品種には、
総苞片がピンクの濃淡、赤や黄色のもの、苞の大小、斑入り葉などがある。
米国のバージニア州、ノースカロライナ州の州花。英名はFlowering Dogwood。
別名:アメリカヤマボウシ
果実は核果で長さ約12㎜の楕円形。枝先に数個集まってつき、10月頃光沢の
ある深紅色に熟す。種子は2個あり、長さ約10㎜の紡錘形で淡褐色。
[栽培]強健で、日本の高温多湿の環境でよく生長する。繁殖は実生。品種は
接木。
ミズキ(コルヌス)属 Cornusは、熱帯から北半球に約45種が分布する半低木から
小高木。高山植物のゴゼンタチバナ C.canadensisも本属の仲間。