peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

赤い葉が美しいカナメモチ(要黐)/アカメモチ(赤芽黐)

2008年12月06日 | Weblog
一関市東山町松川のカナメモチ(要黐)
2008年12月4日







2008年12月4日(木)、一関市東山町松川字台にある市営住宅の
知人の家を訪ねました。住宅内の広いメイン道路沿いに植栽され
カナメモチ(要黐)が、とてもきれいに
紅葉していました。カナメモチの若葉は紅色をしているのは承知
していますが、同じ所に植栽されているものでも、葉が青々とし
ているものもありました。朱橙色の実もつけていました。









一関市東山町長坂のカナメモチ(要黐)
/アカメモチ(赤芽黐) 2005年12月13日


2005年12/13、朝起きてみたら1cmほど雪が積っていました。日中は陽
が射したのですぐに溶けてしまいました。

午後、東山町松川の町営住宅に住む知人宅を訪ねたら、生垣として植
えられているカナメモチ(要黐)/アカメモチ(赤芽黐)が、とて
もきれいに見えました。

ところで、12日の一関地方は、強い冬型の気圧配置による影響で厳し
い冷え込みとなり、最高気温が零度を下回る(午後2時頃)氷点下0.8度、
最低気温は(午前4時頃)氷点下10.2度と、この冬初の真冬日になった
とのことです。






カナメモチ(要黐)/アカメモチ(赤芽黐)バラ科 カナメモチ(フォティニア)属
 Photinia glabra
カナメモチ(フォティニア)属 Photiniaは、アジア東部や南東部、アメリ
カ合衆国西部に60種ほど分布する落葉・常緑低木、高木。
 カナメモチ(要黐)P.glabraは、 暖地の山地や丘陵に自生する常緑小高木で、
幹は直立し、高さは2~10m程になる。新芽が紅色なのでアカメモチ(赤芽黐)
とも呼ばれる。

葉は有柄で互生し、長さ5~12cmの長楕円形~倒卵状楕円形で革質、
表面は光沢がある。先は鋭く尖り、基部はくさび形。縁には細かい
鋸歯がある。若葉は紅色を帯びて美しい。葉柄は10~15㎜。

5~6月、直径10㎝ほどの円錐花序に直径1cmほどの白色の5弁花を多
数開く。花弁は倒卵形で白い毛がある。雄しべは約20本。花柱は2本。
蕚片は5個で三角形。

果実は直径5mmほどの球形で赤く熟し、先端に萼片の跡が黒紫色にな
って残る。

庭園や生垣によく植えられているが、生垣には葉の赤みが長く残る
ものがよく植えられている。

なお、最近は葉がやや大きいレッド・ロビン(セイヨウカナメモチ)
が多くなってきているという。
 分布:本州(東海地方以西)、四国、九州、中国[栽培]繁殖は挿木。

カナメモチ(要黐)/アカメモチ(赤芽黐)

2008年12月06日 | Weblog
一関市立沢地区のカナメモチ(要黐)/アカメモチ(赤芽黐)
2008年5月24日





2008年5月24日(土)、一関市山目側の立沢地区の住宅街を歩いて
いたら、カナメモチ(要黐)を生垣にしている家が何軒かありまし
た。それらの中に花を咲かせたものがありました。春の新芽が赤い
のでアカメモチ(赤芽黐)とも呼ばれます。








一関市東山町のカナメモチ(要黐)/アカメモチ(赤芽黐)
2006年5月29日


2006年5/29(月)、一関市東山町松川の住宅団地に植えられている
「カナメモチ(要黐)」が花を咲かせ始めていました。






カナメモチ(要黐)/アカメモチ(赤芽黐)
バラ科 カナメモチ(フォティニア)属
 Photinia glabra
暖地の山地や丘陵に自生する日本原産の常緑小高木。幹は直立し、
高さは10mほどになる。新葉が紅色を帯びて美しいので生垣によく
利用される。

葉は有柄で互生し、葉身は長さ5~12cmの長楕円形~狭倒卵形で
光沢がある。先は鋭く尖り、縁には細かい鋸歯がある。春の新芽
が赤いので「アカメモチ(赤芽黐)」とも呼ばれ、生垣によく使
われる。

5~6月、円錐花序に直径1cmほどの白色の5弁花が多数集まって咲
く。雄しべは20。果実は楕円形で直径5mmほどで、赤く熟す。

庭園や生垣によく植えられているが、葉の赤味が長く残る品種や
葉がやや大きいオオバカナメモチP.×fraseriやカナメモチと
オオカナメモチP.serratifoliaの雑種「レッド・ロビン(セイヨウ
カナメモチ)Photinia ×fraseri cv.Red Robin」が多くなってき
ている。稀に中国産の小高木になるオオカナメモチも庭木として植
えられる。[栽培]繁殖は挿木。[花期]5月。

 分布:本州(東海地方以西)、四国、九州、中国