peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ニューギニア・インパチェンス

2008年12月24日 | Weblog
一関市街地のニューギニア・インパチェンス
 2008年8月30日






2008年8月30日(土)、一関市山目三反田の三反田市営住宅に近い
民家の庭でニューギニア・インパチェンスが白、朱橙、桃色などの
花を咲かせていました。どんよりと曇って今にも雨が降りそうな天
気でしたが、そこだけは明るく見えました。中肋に黄色の斑が入っ
た葉がとても素敵でした。










ニューギニア・インパチェンス
ツリフネソウ科 ツリフネソウ(インパチェンス)属
Impatiens×hawkeri(=New guinia Hybrids)
1969年に、アメリカ農務省とナーセリーの合同探検隊が、パプア・
ニューギニアで収集したインパチェンス・ホウケリI.hawkeriをはじ
めとする多くの原種から育成された園芸品種。特にアイオワ大学で
育成された品種群に、この名がつけられた。

大株になり、花径7cmを超える巨大輪もある。葉は中肋に赤や淡黄
色の斑が入り、花色は赤、赤紫、橙、桃色など豊富。

現在も国内外の種苗会社で育種が盛んに行われ、その結果、最近で
は耐寒性も増し、周年を通して鉢花として流通しており人気がある。

園芸品種にハンクcv.Hanko、サターニアcv.Saturnia、イシスcv.
Isis、カルーセルcv.Carousel、ライラcv.Leilaなどがある。
[栽培]鉢植えでは、有機質を多量に配合した用土を好み、水分の要
求はきわめて高い。高温と強い光線を特に嫌う。
ツリフネソウ(インパチェンス)属 Impatiens
南アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドを除く世界各地に
850種が分布する。 

カランコエ・トメントサ/ツキトジ(月兎耳)

2008年12月24日 | Weblog
岩手県立花きセンターのカランコエ・トメントサ
/ツキトジ(月兎耳) 2008年11月13日




2008年11月13日(木)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原字
頭無2-1)の本館がある方にある「研修温室」の入り口の「WELCOM」の所
ツキトジ(月兎耳)という和名をもつカランコエ・トメントサが展示されていま
した。和名の通り兎の耳のように見えるビロード状の葉をした多肉植物で
す。


カランコエ・トメントサ/ツキトジ(月兎耳)
ベンケイソウ科 カランコエ(リュウキュウベンケイ)属
Kalanchoe tomentosa 英名:panda plant
マダガスカル原産の常緑多肉性多年草。多肉葉の表面に軟毛が密生して
、白緑色のビロード状になる美しい植物。葉の先端付近の周辺部は歯芽
状になって、そこだけが点状の茶色になる。
[栽培]乾燥には強く、耐寒性や耐陰性もあるが、強い光を好む植物なので
明るい場所に置く。越冬温度は5℃以上は欲しい。生育適温は20~25℃程
度。繁殖は挿し木または葉挿しで容易に殖やせるとのこと。
カランコエ(リュウキュウベンケイ)属 Kalanchoeアフリカ東部、
マダガスカルを中心に、エチオピア、アラビア半島、熱帯アジア、
ブラジルなどに100種以上が分布する多年草または低木状の多肉植物で、
葉腋または頂部から伸びた集散花序に花をつける。葉は単葉で対生し、
着生状態では不定芽はできない。花色は白、黄、橙、赤、紅紫。