peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市厳美町市野々原の土砂ダム 2008年12月20日

2008年12月22日 | Weblog
一関市厳美町市野々原の土砂ダム
 2008年12月20日



2008年12月20日(土)、一関市厳美町字沖野々215にある一関市博物館
主催の講座に出席するために厳美町に出かけたついでに、去る6月14日
(土)8:43に発生した岩手・宮城内陸地震で全面崩落した祭畤(まつるべ)大橋
を見に行ってみました。国道342号線に架かっているこの橋が崩落したため
祭畤(まつるべ)・真湯地区に車で行くことができませんでしたが、
仮橋が完成し開通したことで、真湯温泉まで通行可能になったからです。

途中の343号線上から雪をかぶった須川岳(栗駒山)が、とてもきれい
に見えました。矢びつダムの所は未だ工事中のため、迂回路を通らなけ
ればなりませんでしたが、祭畤地区に無事到着しました。




国道343号線を一関市街地から真湯温泉方面へ向かって進むと、市野々
原公民館やイワナ屋がある市野々原地区の所で国道と磐井川が接近して
いる所があります。
 上の画像にある道の左側にある農家の裏側を磐井川が流れています。
山の斜面が大規模に崩落したのは、川の向こう側のようです。

地震により、山の斜面が大規模に崩落して磐井川が完全に堰き止めら
れて土砂ダムができてしまったようで、一時は大災害が心配されました。
昼夜を分かたぬ掘削工事によって、幸いにも事なきを得ましたが、
未だに「応急処置」といった状態だと思います。









市野々原地区では、国道343号線の右側の方にある山の斜面
にも大規模な崩落が見られました。



アキグミ(秋茱萸)の真っ赤な果実

2008年12月22日 | Weblog
北上市「詩歌の森公園」のアキグミ(秋茱萸)
2008年9月24日



2008年9月24日(水)、北上市本石町2丁目5-60にある詩歌の森公園
に行きました。高さ4mほどのアキグミ(秋茱萸)の木に真っ赤に熟
した実が沢山ついていました。





一関市厳美町のアキグミ(秋茱萸)
 2005年10月30日

2005年10/30、朝から曇り空で雨が降りそうだったが、腰を痛めた妻が
炭火焼きの岩魚が食べたいというので、イワナ屋(一関市厳美町市野々
原51)まで連れて行きました。
この店は、一関市街地から国道342号線を真湯温泉方面に進むと右側に
あり、市野々原養魚場の佐藤さんという方が経営しているお店で、おい
しい炭火焼きの岩魚(120~140g・350円)を食べさせてくれます。


このお店に入ったところ、赤い実をびっしりと付けた「アキグミ
(秋茱萸)」が花瓶に生けてありました。


アキグミ(秋茱萸)グミ科 グミ属
 Elaeagnus umbellata
山野の日当たりの良いところに生える落葉低木。河原や海岸にも見ら
れる。群生することが多く、高さは2~4mぐらいになる。

葉は有柄で互生し、幅1~2cmの長楕円状披針形、先はあまり尖らず長
さ4~8cm、鋸歯はない。裏面は白い鱗片におおわれている。

4~5月、新しい葉のつけ根に短い小枝を出し、数個の花を散形花序状
につける。花は初め白色で、のちに黄白色に変わる。花は長さ5~7mmの
筒形で、外側には白い鱗片が密生する。

果実は直径6~8mmの球形で、9~11月に赤く熟す。果実(実)は熟し
ても渋いので、果実酒に利用される。
 分布:北海道(西南部)、本州、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国