peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

サンゴアブラギリ(珊瑚油桐)/タイワンサンゴ(台湾珊瑚)

2008年12月18日 | Weblog
岩手県立花きセンターのサンゴアブラギリ(珊瑚油桐)
/タイワンサンゴ(台湾珊瑚) 2008年11月13日




2008年11月13日(木)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原字
頭無2-1)の本館がある方にある「研修温室」で、鉢植えのサンゴアブラギリ
(珊瑚油桐)/タイワンサンゴ(台湾珊瑚)
が朱紅色の花を
咲かせていました。



サンゴアブラギリ(珊瑚油桐)/タイワンサンゴ(台湾珊瑚)
トウダイグサ科 タイワンアブラギリ(ヤトロファ)属
Jatropha podagrica
熱帯アメリカ(アメリカ熱帯雨林気候区)原産の落葉小低木で、高さ
50~60㎝ほど。幹は短く多肉質。幹の下部が肥大して徳利状の面白い
樹形になる。葉は楯形で3~5裂、縦20㎝、幅15㎝、全縁で平滑、アオ
ギリの葉に似て多少白粉を帯びる。雨季に葉をつけ、乾季に落葉する。
花は5弁、朱紅色、長梗で集散花序。花期:10~11月ごろ。

和名の「サンゴアブラギリ(珊瑚油桐)」は、珊瑚に似た花をつける
アブラギリという意。
[栽培]日当たりと風通しの良い場所が適しており、最低気温15℃以上は
必要。13℃以下では落葉しやすくなる。葉が全て落ちて茎だけになった
場合は水やりを控えて管理する。挿し木でも殖やせるが、幹が肥大しない
ので実生(種)で殖やす。

なお、下記のWebサイトに、栽培管理に役立つ情報が記載されています。
http://homepage1.nifty.com/s-ozeki/sango_aburagiri2.htm
[「サンゴアブラギリ」の成長記録(樹木から離れた多肉植物の成長観察も)]
タイワンアブラギリ属(ヤトロファ属)Jatropha南北アメリカ、アフリカ、アジアの
熱帯、亜熱帯に約125種が分布する常緑低木または小高木で、まれに
多年草もある。葉と花を観賞。枝条には有毒な乳液がある。
主なものに
ベニアブラギリ
Jatropha gossypiifolia var.elegans
テイキンザクラJatropha integerrima
モミジバサンゴアブラギリJatropha multifida
ホコバテイキンザクラjatropha pandurifoliaなどがある。