peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ネオレゲリア・カロリナエ/ネオレゲレア・カロライナエ

2008年12月19日 | Weblog
岩手県立花きセンターのネオレゲリア・カロリナエ
/ネオレゲレア・カロライナエ 2008年11月13日







2008年11月13日(木)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原字
頭無2-1)の本館がある方にある「研修温室」に、ネオレゲリア・カロリナエと呼ばれる
アナナスの仲間がありました。学名がNeoregelia carolinaeなのでネオレゲレア・カロライナエとも表記されるようです。




ネオレゲリア・カロリナエパイナップル科 ネオレゲリア属
Neoregelia carolinae (「ネオレゲレア・カロライナエ」とも表記
される。)
ブラジル(アメリカ熱帯雨林気候区)に原生する中型の着生種で、
銅色を帯びた緑葉が四方に水平にひろがり、直径50~60㎝ぐらいの
株になる。葉の長さ20~30㎝、幅3㎝ぐらい。葉質は堅く縁に小さい
刺がある。花期に株の中心部の葉が深紅色になり、その中央の水面
に先端が白色の小さな青い花が順次咲く。性質は強健で子株も多く
出る。
ネオレゲリア・カロリナエ(カロライナエ)・トリカラー(トリコロル)
Neoregelia carolinae cv.Tricolor

カロリナエ(カロライナエ)の園芸品種。緑葉の中央に黄白色の縦
縞が不規則に入り、非常に光沢がある。日光によく当てると葉全体が
ピンク色を帯び、一層鮮やかになる。葉は長さ30㎝ぐらいで、株の中
心部は赤くなる。
ネオレゲリア属 Neoregeliaギアナに1種、ブラジルに50余種原生する中
型の着生種で、葉はやや硬く、横に開く種類が多い。花期には中心
部の葉が赤や紫色に色づき、長い間美しい。花茎はほとんど伸びず、
筒の中で咲く。

チランジア・シアネア/立ち花アナナス

2008年12月19日 | Weblog
「岩手県立花きセンター」のチランジア・シアネア
/立ち花アナナス
2007年12月21日




2007年12月21日(金)、金ケ崎町六原にある「岩手県立花きセンター」
の本館がある方にある「研修温室」に「アナナスの仲間」と書かれた所
に「チランジア・シアネア/立ち花アナナス」という着生植物がありまし
た。この説明書には「チランジア・シャニア(花アナナス)」と書かれ
ています。




チランジア・シアネア/立ち花アナナス
パイナップル科 チランジア(ハナアナナス)属
Tillandsia cyanea
南米のエクアドル(アメリカ熱帯雨林気候区)原産の多年草で、
高さは25cm前後。葉は長さ30cm、幅1cmぐらい、やや肉厚で内側に
凹み、葉裏の基部は紫褐色を帯びる。葉は20~30本出るが、基部は
葉鞘になる。
紅紫色の花茎苞は規則的に重なり、長さ16cm以下で幅約7cm。斜上
したピンク色の苞の間に、羽のような青~青紫色の花を順次咲かせ
る。苞は1カ月以上美しさを保つ。
樹上や岩上に着生するエアープランツの仲間で、花が大きく美しい
ため、よく鉢花に用いられる。出回るのは8~9月で、空中湿度が高い
ほうが生育がよい。(「チランドシア・キアネア」と表記した図鑑も
ありました。)

チランジア属(Tillandsia)は、北米亜熱帯から南米のチリ、アル
ゼンチンにかけて原生する小型の着生種から大型地生種まで400種が
あり、パイナップル科の最大属である。葉に刺がなく、また、高山
性の着生植物が多いのも特徴である。