peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

アイビーゼラニウム

2008年12月17日 | Weblog
岩手県立花きセンターのアイビーゼラニウム
2008年11月13日




2008年11月13日(木)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原字
頭無2-1)の「花の館」温室内の「亜熱帯・沖縄の植物たち」の部屋に植
えられているアイビーゼラニウムが花を咲かせていました。
花の数は少なかったのですが、別名のツタバゼラニウムの通り、
葉がツタ(アイビー)に似ていました。



アイビーゼラニウム系 P.pelutatum hybrids
ペルタツム P.peltatumを中心にラテリペス P.lateripesなどの交雑
によって育成された品種群で、ツタバゼラニウム Ivy geraniumとも
呼ばれる。
[種類]茎はよく分枝するが、細くて直立することなく匍匐性(ほふく
せい)で、基部は木質化しやすい。

葉はツタ(アイビー)に似ており、革質で光沢がある。この仲間特有
の臭気はほとんどない。花は四季咲き性があるが、普通は春から夏に
よく咲く。一重と八重があるほか、斑入り品種もある。普通吊り鉢栽
培される。
[栽培]ボリューム感に欠けるので、寄せ植えするか摘芯して枝数を増や
す。水はいつも控えめにする。夏の高温多湿を嫌う。夏以外は日光によ
く当てしまった株作りをする。
挿し木は20℃前後が適温で、多肉質の種類と異なり挿し木前30分ほど
水揚げしておくほうがよい。挿し木苗は、根が折れやすいので植え替え
は丁寧に行う。

ベラルゴニウム・ホルトルム/ゼラニウム 2008年11月13日

2008年12月17日 | Weblog
岩手県立花きセンターのベラルゴニウム・ホルトルム
/ゼラニウム/テンジクアオイ(天竺葵)2008年11月13日




2008年11月13日(木)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原字
頭無2-1)の「花の館」温室内の「亜熱帯・沖縄の植物たち」の部屋で、
ベラルゴニウム・ホルトルムが花を咲かせていました。
一般にはゼラニウム/テンジクアオイ(天竺葵)と呼ばれています。





ベラルゴニウム・ホルトルム/ゼラニウム/テンジクアオイ(天竺葵)
フウロソウ科 ペラルゴニウム(テンジクアオイ)属
pelargonium×Hortorum
ペラルゴニウムと総称される属で、南アフリカ原産の半低木、宿根草、一年草
で形態の変化が大きいが、乾燥地に適応したものが多い。
約230種が知られ、現在栽培されているのは幾つかの原種を交雑して
つくられたもので、多くの園芸品種がある。
ペラルゴニウム Pelargonium spp.多く栽培されている種はクリスプム P.crispum、
グランディフロールム P.grandiflorum、ホルトルム P.×hortorumホルトルム、
ペルタツム P.peltatumなどがある。

茎や葉には独特の臭気をもつ種が多いが、香料として利用される種も
ある。葉はほぼ円形で、縁に浅い切れ込みがある。花はボール状に多数
かたまってつき、赤、ピンク、サーモンピンク、白などがある。花弁は
5枚で、上方の2枚が大きく、下方が3枚の左右相称となり、花弁が5枚だ
がすべて同形で放射相称となるゼラニウム(フウロソウ)属と区別され
る。かつてはフウロソウ属 Geraniumに含められていた
ので、園芸界では今も「ゼラニウム」と呼ぶ。和名はテンジクアオイ(天竺葵)
現在栽培されている品種は、これらの交配品種が多く3000品種もある
といわれており、下記の通り大きく4グループに分けられている。
(1)ゼラニウム・ゾナル系(ホルトルム):一般にゼラニウムと呼ばれ、
最も種類が多いといわれる。開花期が長く花色も豊富。
(2)夏咲きペラルゴニウム・リーガル系(グランディフロールム):一般に
ペラルゴニウムと呼ばれ、夏に開花する系統。
(3)ツタ葉系(ペルタツム):アイビーゼラニウムとも呼ばれ、
葉形がツタに似るやや蔓性の系統。
(4)香料ゼラニウム(クリスプム)やフラグランス P.flagrans(Fragrans groupなど):
葉に強い香りをもつ種で、ハーブとして利用される。
[栽培]ほとんどの種や品種は夏の高温多湿に弱く、腐りやすい欠点がある。
また、耐寒性がないので寒地では温室内での栽培が必要。

ゼラニウム/天竺葵(てんじくあおい)

2008年12月17日 | Weblog
「世界の椿館・碁石」のゼラニウム
/天竺葵(てんじくあおい)2008年2月28日




2008年2月28日(木)、大船渡市末崎町字大浜にある「世界の椿館・碁石」
の「エントランスホール」で、温室で栽培された花卉(かき)類が展示販売
されていました。その中に「ゼラニウム」と表示された鉢植えの植物が、濃
桃やサーモンピンク、白、底紅などの花を咲かせていました。











「岩手県立花きセンター」のゼラニウム
(ペラルゴニウム・ホルトルム) 2007年12月21日







2007年12月21日(金)、金ケ崎町六原にある「岩手県立花きセンター」
の「花の館」温室の「北緯40度温室」で、「ゼラニウム」と呼ばれてい
る植物が花を咲かせていました。
和名は「天竺葵(てんじくあおい)」で、フウロソウ科ペラルゴニウム属の非耐寒性・半耐寒性多年草です。
ペラルゴニウム属のうち、ゾナレ系統の四季咲き性の強い園芸品種が、
旧属名の「ゼラニウム」と呼ばれ、鉢植えにして冬と夏をうまく乗り切る
と、一年中、花が見られる。花が1茎の先端に沢山つき、花茎もよく出る
ので、あふれるように咲かせられるとのこと。花期:3~7月中旬、9月
中旬~12月。草丈:20~70cm。植えつけ:4~5月。

花を楽しむゼラニウムには、「モミジバゼラニウム」と呼ばれる葉色を
楽しむ種類も含まれる。このほか、つる状に茎を伸ばすペルタタムの系統
は、「アイビーゼラニウム」と呼ばれる。葉の香りを楽しむ「センテッド
ゼラニウム」は、種類によって香りも異なります。







ペラルゴニウム・ホルトルム Pelargonium×hortorum の主な種類
ゼラニウム「キャロリン・シュミット」cv.Caroline Schmidt
ゼラニウム「ミスター・ヘンリー・コックス」cv.Mr Henry Cox
ゼラニウム「リンゴ・ローズ」cv.Ringo Rose
ゼラニウム「踊子」cv.Odoriko
ゼラニウム「風車」cv.Fuusha
ゼラニウム「桃園」cv.Momozono
ゼラニウム「オレンジ・ジャイアント」cv.Orange Giant
ゼラニウム「紫雲殿」cv.Shiunden
ゼラニウム「富士の雪」cv.Fujinoyuki
ゼラニウム/天竺葵(てんじくあおい)
フウロソウ科 ペラレゴニウム(テンジクアオイ)属
Pelargonium×hortorum
「ゼラニウム Geranium」は、 フウロソウ(ゼラニウム)属の属名である。
かつてはフウロソウ属に含められていたので、園芸界では今でも「ゼラニ
ウム」と呼ぶ。和名は「テンジクアオイ(天竺葵)」。

「ペラルゴニウム」と総称される属で、南アフリカ原産の半低木、宿根草、
一年草。形態の変化が大きい。約230種が知られ園芸的に多数の種が栽培
されている。現在栽培されているのは幾つかの原種を交雑して作出された
もので、多くの園芸品種がある。茎や葉には独特の臭気がある。葉はほぼ
円形で、縁には浅い切れ込みがある。花はボール状に多数かたまってつき、
赤、ピンク、サーモンピンク、白などがある。暖地では庭や軒下に植え、
寒地では鉢植えにして観賞する。

多く栽培されている種は「クリスプムP.crispum」「グランディフロール
ムP.grandiflorum」「ホルトルムP.×hortorum」「ペルタツムP.peltatum」
などがある。現在栽培されている品種は、これらの交配品種が多く3000品
種はある。大きく次の4グループに分けられている。
(1)ゼラニウム・ゾナル系(ホルトルム):一般に「ゼラニウム」と呼
ばれ、最も種類が多いといわれる。開花期は長く花色も豊富。
(2)夏咲きペラルゴニウム・リーガル系(グランディフロールム):一
般に「ペラルゴニウム」と呼ばれ、夏に開花する系統。
(3)ツタ葉系(ペルタツム):「アイビーゼラニウム」とも呼ばれ、葉
形がツタに似るやや蔓性の系統。
(4)香料ゼラニウム(クリスプムやフラグランスP.flagrans(Fragrans
group)など:葉に強い香りをもつ種で、「ハーブ」として利用される。
[栽培]ほとんどの種や品種は夏の高温多湿に弱く、腐り易い欠点がある。
また、耐寒性がないので寒地では温室内での栽培が必要。