peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

カンツバキ(寒椿) 2008年12月25日

2008年12月28日 | Weblog
世界の椿館・碁石のカンツバキ(寒椿) 2008年12月25日









2008年12月25日(木)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町字大浜
280番地1)に行きました。椿館の玄関のすぐそばに植えられているカンツバキ(寒椿)
が花を咲かせていました。







カンツバキ(寒椿)ツバキ科 ツバキ(カメリア)属
Camellia×hiemalis
サザンカの園芸品種とする説が有力であるが、中国から入ってきたとする説
やサザンカとツバキの雑種から生まれたとする説など異説もある。
関西ではシシガシラ(獅子頭)と呼ばれ、古くからよく栽培されている。
最近ではシシガシラの形質を受け継いだ品種群をまとめてカンツバキ(寒椿)
と呼ぶことが多い。

常緑の低木で、枝は横に張り、高さは1.5mほどになる。若い枝や
葉柄、葉の裏面などに毛があるが、サザンカより少ない。葉は長さ
3~6㎝の長楕円形で、先端は尖り、基部はくさび形。表面は濃緑色
で光沢があり、縁には鈍い鋸歯がある。

花は紅桃色の八重咲きで直径7~9㎝。花弁は14~18枚で大小があり、
先端は浅く裂け、縁は波打つ。
なお、花色が紅色、白、ピンクなどもあるとのこと。ほとんどが八
重咲きや千重咲き、獅子咲きで、華やかな品種が多いため、現在では
公園樹や庭木、生垣、盆栽などに広く利用されている。花期はサザン
カより遅く、名前のように真冬(12~3月)に次々と花を咲かせるも
のが多い。

カンツバキによく似ているが、枝が斜め上(縦)に伸びて、高さ3m
ほどになる品種があり、タチカンツバキ(立寒椿)Tachikantsubakiという。
カンジロウ(勘次郎)の名で売られていることが多い。

カンツバキ(寒椿)

2008年12月28日 | Weblog
陸前高田市広田町の「カンツバキ(寒椿)」
または「タチカンツバキ(立寒椿)」 2008年1月17日





2008年1月17日(木)、陸前高田市の広田町の民家の庭に、真っ赤な
花を沢山つけた「カンツバキ(寒椿)」と思われる椿の花が咲いてい
ました。
陸前高田市は、岩手県の東南端、陸中海岸国立公園の南玄関口に位置
しており、シュロ、トベラ、ビワ、茶など暖地性植物が自生する温暖
な地域で、厳寒の季節に紅色の花を咲かせる椿は有名です。
昭和30年、高田、気仙(けせん)、広田の3町と小友(おとも)、米崎
(よねざき)、矢作(やはぎ)、竹駒、横田の5村が合併し市制施行。





大船渡市「椿園」の寒椿・獅子頭(ししがしら)2007年12月7日 











「世界の椿館・碁石」のカンツバキ(寒椿)
 2007年12月7日






2007年12月7日(金)、大船渡市末崎町字大浜にある「世界の椿館・碁石」
に行きました。大温室になっている建物の入り口前(屋外)に植えられた
「カンツバキ(寒椿)」が花を咲かせていました。




一関市街地のカンツバキ(寒椿) 2006年3月26日

2006年3月26日(日)、一関市石畑にあるコープ一関「コルザ」付近
を歩いていて、アパートの庭に植えられていたカンツバキ(寒椿)が
咲いているのを見つけました。





カンツバキ(寒椿)ツバキ科 ツバキ属
 Camelia ×hiemalis
原産地がよくわかっていない園芸種だそうで、関西では「シシガシラ
(獅子頭)」と呼ばれ、古くからよく栽培されているという。真冬に
華やかな花をつけるので、庭園や公園などに広く植えられている。

サザンカ(山茶花)の品種のひとつと考えられたり、中国から入って
きたとする説もあるが、サザンカとツバキの雑種から生まれたという説
もある。最近ではシシガシラの形質を受け継いだ品種群をまとめて「カ
ンツバキ(寒椿)」と呼ぶことが多い。

常緑の低木で、枝は横に張り、高さは1.5mほどになる。葉は長さ3~6
cmの長楕円形で、表面は濃緑色で光沢があり、ふちには鈍い鋸歯がある。

花は直径7~9cmで、紅色のほか、白、ピンクなどがある。ほとんどが八
重咲きや千重咲き、獅子咲きで、華やかな品種が多いため、現在では広く
普及している。 
花期はサザンカよりも遅く、名前のように真冬(11~3月頃)に次々に花
を咲かせるものが多い。