一関市東山町田河津字夏山 2009年9月27日(日)
2009年9月27日(日)、国道343号線(一関市東山町田河津字夏山地区)沿いの山際に生えているツリバナ(吊花)の果実が割れて、朱赤色の皮に包まれた種子が顔を出していました。
ツリバナ(吊花) ニシキギ科 ニシキギ属 Euonymus oxyphyllus
丘陵から山地にかけて生える落葉低木または小高木。紅葉や実が美しいので、庭や公園などにもよく植えられる。高さは普通4~5mほどだが、まれに6mぐらいになるものもあるとのこと。葉は対生し、長さ3~10㎝の卵形または倒卵形で、縁には細かい鋸歯がある。
5~6月、葉腋から長さ6~15㎝の長い柄を伸ばし、淡緑色またはやや淡紫色を帯びた花をまばらにつける。花は直径6~7㎜で、花弁、雄しべ、萼片はともに5個。果実は蒴果で直径8~12mmの球形で熟すと5つに割れ、朱赤色の仮種皮に包まれた種子が現れる。用途:庭木、公園樹、盆栽。分布:北海道、本州、四国、九州、アジア東北部。