peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市城内のヤブラン(藪蘭)

2010年09月03日 | 植物図鑑

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2010年9月1日(水)、一関市城内の釣山公園出入り口に近い所にある民家の庭に植えられているヤブラン(藪蘭)が、花を沢山咲かせていました。

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ユリ科 ヤブラン(リリオペ)属 Liriope:多年草で、東アジアに数種が分布し、日本には3種がある。根茎は短く、葉は常緑で細く根生する。花は総状花序につき花柄に関節がある。花被片、雄しべともに6、子房上位、種子は紫黒色。よく似るジャノヒゲ属は子房中位、種子は碧色である。

ヤブラン(藪蘭) Liriope platyphylla 本州関東地方以南の日本、台湾、中国に分布する。常緑性で樹林の下草として群生する。葉は暗緑色、線形で幅1㎝、長さ30㎝、初秋の頃に葉の間から花茎を伸ばし、紫色の小花を多数つける。多少幅広の葉に、黄白色の覆輪のフイリヤブランcv.Variegataが多く栽培されている。栽培:繁殖は株分け。耐寒性もあり、丈夫でつくりやすい。花期:8~9月。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

ヤブラン(藪蘭) ユリ科 ヤブラン(リリオペ)属 Liriope platyphylla

林の下などに生える常緑の多年草。丈夫でよく茂るので庭や公園のグラウンドカバーとしてよく植えられている。葉は根生し、長さ30~50㎝、幅約1㎝の線形で、表面は光沢がある。8~10月、葉の間から高さ30~50㎝の花茎が伸び、上半部に小さな花が総状(長い穂になって)につく。花は淡紫色で3~5個ずつまとまってつく。果実(種子がむきだしになったもの)は直径6~7㎜の球形で、黒くて光沢がある。分布:本州~沖縄。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑・夏の花」より]

http://blog.goo.ne.jp/admin.php?fid=editentry&eid=72a979b4ddfd155d79952d2eecdc4203[peraの植物図鑑:ヤブラン(藪蘭)]


一関市城内のフウセンカズラ(風船葛)

2010年09月03日 | 植物図鑑

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2010年9月1日(水)、一関市城内の釣山公園出入り口に近い民家の庭に植えられているフウセンカズラ(風船葛)が、紙風船のような実を沢山つけていました。白い小さな花も幾らか咲いていました。

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ムクロジ科 フウセンカズラ(カルディオスペルマム)属 Cardiospermum:熱帯インド、アフリカ、アメリカなどに14種が自生する。

フウセンカズラ(風船葛) Cardiospermum halicacabum巻きヒゲをもつ蔓性一年草で観賞用に本種だけが栽培される。花は淡緑白色で小型。果実が一見紙風船に似ており袋状、径3㎝ほどで3稜がある。栽培:晩霜がなくなった頃播種し、垣根づくりや行燈(あんどん)づくりとする。生長は早い。黒色の種子を採取し翌年用とする。花期:7~8月。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

北アメリカ南部原産のつる性の多年草。日本では一年草として扱う。春に種子播きして、夏の庭や鉢植えで楽しむ。日当たりを好み、高温になると生長する。茎は細くつるになって伸び、巻きひげで外のものに絡みつく。葉は3出複葉または2回3出複葉で互生する。7~8月、葉のつけ根から細い花柄を伸ばし、直径3~5㎜の白い小さな花を開く。果実は3稜のある風船形で、中に3個の黒い種子が入っている。花は観賞に値しないが、おもしろい形の果実が人気者。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/d7e31002c7752394fbe7a95b9ee245b7 [peaの植物図鑑:フウセンカズラ(風船葛)の果実]