2010年9月12日(日)、一関市博物館主催の「大人の調べ学習~気仙沼街道を行く」の実地調査で、一関市千厩町清田&小梨の古道を歩きました。古道から現在の気仙沼街道(国道284号線)に戻る所にあった「第13区ふれあい花壇」には、沢山の草花が植栽されていましたが、ツンベルギア・アラタ/ヤハズカズラ(矢筈葛)も花を咲かせていました。黄色花と白花がありました。
キツネノマゴ科 ツンベルギア(ヤハズカズラ)属 Thunbergia :中央及び南アフリカ、マダガスカル、熱帯から亜熱帯アジアに分布する直立性、または蔓性の多年草、または非耐寒性常緑つる性低木。
ツンベルギア Thunbergia spp. 熱帯アフリカ原産で、行燈(あんどん)仕立てや吊り鉢仕立てで出回ることが多いが、暖地では庭植えにしてフェンスなどに這わせることもできる。鉢植えでも花つきがよい植物である。葉腋に単生花、または茎頂に総状花序をつけ、白、黄、橙黄、赤、青、紫色の花をつける。
日本では夏花壇の一年草として栽培される多年草のツンベルギア・アラタ(和名:ヤハズカズラ=矢筈葛、ヤバネカズラ。)T.alataは、茎はつる性(つる長1~1.5m)で、中心に大きな黒い目が浮き出るように見える白や黄色の花をつける。
日本では主に温室で栽培されるツンベルギア・グランディフロラT.grandiflora(和名:ベンガルヤハズカズラ)は、花径10㎝ほどの淡い青紫色の大輪花を下垂させる。
ツンベルギア・エレクタは、低木性でよく分枝し濃紫色の花を沢山つける。その他、つる性で赤と黄のコントラストの鮮やかな花を春に咲かせるツンベルギア・マイソレンシスなどがある。
栽培:夏は日当たりと風通しのよい戸外に置き、過湿を嫌うので鉢土の表面がよく乾いてから水やりする。冬は日当たりのよい窓辺に置き、水やりを控えて5℃以上に保つ。繁殖は挿木によるが、よく結実する種類は実生も行う。花期:6~10月。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&主婦の友社発行「色がわかる四季の花図鑑」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる 花の事典(金田初代・文、金田洋一郎・写真」より]
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%E4%A5%CF%A5%BA%A5%AB%A5%BA%A5%E9 [peaの植物図鑑:ツンベルギア/ヤハズカズラ(矢筈葛)]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=33309929&blog_id=82331[peaの植物図鑑:ツンベルギア・グランディフロラ]