peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市田村町のブーゲンビレア

2010年09月11日 | 植物図鑑

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2010年9月1日(水)、一関市田村町の磐井川堤防沿いの上の橋の近くにある民家の庭に植えられているブーゲンビレアが、花を沢山咲かせていました。

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オシロイバナ科 ブーゲンビレア(イカダカズラ)属 Bougainvillea:南アメリカ、中央アメリカ原産で、14種ある。木本、蔓性で茎は熱帯では20~30mにも伸びる。葉は互生、卵形、長さ10㎝ぐらい。

ブーゲンビレア Bougainvillea spectabilis 熱帯アメリカ原産のつる性の小高木または低木。日本では温室に植えたり、鉢植えにして楽しむ。沖縄や伊豆諸島のような暖地では戸外でも冬越しする。枝には刺があり、数メートルにも長く伸び、小さな楕円形の葉を互生する。花は枝先に数個ずつ集まって咲く。ピンク、赤、白、橙色などに色づき、花弁のように見えるのは3個の苞で、その内部に筒形をした黄白色の小さな花が2~3個保護されている。和名はイカダカズラ。多くの品種がインドなどの熱帯で育成されている。葉に黄色中斑が入り、苞がピンクと白の2色になり、派手な’メリー・パーマー’cv.Mary Palmerがある。同属のほかの種ではテリハイカダカズラB.glabraや、雑種のバティアナB.×buttianaも栽培されるが、沖縄を除いて庭木としては難しいので、普通は温室内だけになる。ただ、四国、九州などの海岸地帯では、かなりの品種が越冬するようである。

園芸品種に、バッティアナの’ミセス・バット’B.×buttiana cv.Mrs.Butt、ほかに’’cv.Fuji、’タスレイズ・スペシャル’cv.Tusleys Special、’ダブル・ホワイト’cv.Double Whiteなどがある。栽培:寒さに弱く、冬の開花には15℃以上必要。ただし、越冬だけなら5℃以上あればよい。温帯地の庭木、鉢植えとする。繁殖は挿木。花期:秋から初夏。温室内では通年。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%D6%A1%BC%A5%B2%A5%F3%A5%D3%A5%EC%A5%A2 [peaの植物図鑑:一関市青葉2丁目のブーゲンビレア/テリハイカダカズラ]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/352b80bc80e1393fc0032086041cb387 [peaの植物図鑑:岩手県立花きセンターのブーゲンビレア/イカダカズラ]


メランポディウム・パルドスム

2010年09月11日 | 植物図鑑

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2010年8月26日(木)、一関市東山町の「里前消防コミュニティセンター」(東山町長坂字里前)の花壇に植えられているメランポディウム・パルドスムが、花を沢山咲かせていました。

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キク科 メランポディウム属 Melanpodium:アメリカ南部の熱帯地方に約37種が分布する一年草または多年草。

メランポディウム・パルドスム キク科 メランポディウム属 Melanpodium paludosum

北アメリカ原産の非耐寒性春播き一年草。近年登場した花で、日なたから半日陰まで土質を選ばずによく育ち、日本の高温多湿の夏でも休まずに咲き続ける。草丈20~40㎝で、よく分枝する茎に花径2~3㎝の黄色い花を多数つけ、横に張り出すように育つ。舌状花は12枚ほどで、緑葉との対比が美しい。筒状花も黄色。主に鉢物用であるが、近年、切花用としても栽培されている。草丈20㎝前後の矮性種”ミリオンゴールド”は小鉢やグラウンドカバーにも向く。管理:日当たりと風通しのよい戸外に置く。鉢土の乾燥に弱く、水切れすると生育が悪くなるので、乾き始めたら早めに水やりする。咲き終わった枝を切り戻すと晩秋まで咲き続ける。栽培:春播きして5~10月に開花する。[西東社発行「知りたい花の名前がわかる 花の事典(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」&山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%E1%A5%E9%A5%F3%A5%DD%A5%C7%A5%A3%A5%A6%A5%E0[peaの植物図鑑:メランポディウム・パルドスム]


一関市東山町のミソハギ(禊萩)

2010年09月11日 | 植物図鑑

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2010年8月21日(土)、一関市東山郵便局(一関市東山町長坂字町)のすぐそばにある民家の花壇で、ミソハギ(禊萩)が、花を沢山咲かせていました。

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ミソハギ科 ミソハギ(リスルム)属 Lythrum :北アメリカ、ヨーロッパ、旧世界に38種の一年草、宿根草、小低木が広く分布する。

ミソハギ(禊萩) ミソハギ科 ミソハギ(リスルム)属 Lythrum anceps

山野の湿地に生える多年草で高さは50~100㎝。地下茎を長く伸ばして広がる。お盆に仏前に供えることから、盆花とも呼ばれる。葉は対生し、葉柄はなく長さ2~6㎝の広披針形。無欠刻、無毛。7~8月、葉腋に紅紫色の花が長い穂をつくって咲く。花は直径約1.5㎝。花弁は4~6個、雄しべは12。この仲間の花は雄しべと雌しべがそれぞれ長いもの、中くらい、短いものの3タイプがあり、花によって、長雌しべと中雄しべに短雄しべというふうに組み合わせが違っている。

また、北海道産のエゾミゾハギ(蝦夷禊萩)Lythrum salicariaは、ミソハギによく似ているが、茎や葉などに短毛があり、葉の基部は茎を抱く。花色も濃い。ヨーロッパで多く栽培されている。

水質を好み強健。切花用または庭園用に栽培される。分布:北海道~九州。栽培:繁殖は株分け。花期:夏から秋。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/2a49fe2f8e13d31dd592d75d99f16168[peaの植物図鑑:ミソハギ(禊萩)]