2010年9月17日(金)、一関市中里前堀地区の磐井川に架かる橋・「東大橋」から300mほど市街地側に寄った所の道路沿いに生えたオオケタデ(大毛蓼)が、花を沢山咲かせていました。
オオケタデ(大毛蓼) タデ科 タデ属 Polygonum orientale
アジア原産の一年草。江戸時代から観賞用として栽培されているが、現在は各地の道ばたや荒れ地、河原などに野生化しているものが多い。高さ1~2mになり、茎が太く、茎や枝、葉などに毛が多く、全体に大形であることから大毛蓼(おおけたで)の名がついた。葉は互生し、長さ10~20㎝の卵形で、先は尖り、基部はハート形となり、長い柄がある。托葉は筒形で、縁は葉状となる。先の垂れた太い花穂が沢山つく。花穂は長さ5~12㎝、幅1㎝で、淡紅色の小さな花が密につく。花の色が濃い紅紫色のものをオオベニタデ(大紅蓼)として分ける説もある。花期:8~11月。分布:(帰化植物)。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の野草」&同「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]