2010年8月24日(火)、一関市末広一丁目側の磐井川河川敷の畑の縁でケロネ・リオニーが花を咲かせていました。和名はジャコウソウモドキ(麝香草擬)。
ケロネ・リオニー ゴマノハグサ科 ケロネ(ジャコウソウモドキ)属 Chelone lyonii
北アメリカ東部から東南部に分布する耐寒性多年草。草丈は60~90㎝になる。葉は卵形で先端が尖り、鋭い鋸歯がある。7~10月ごろ、直立する茎頂に総状花序を出し、キンギョソウに似た筒形の花を穂状に咲かせる。花色は淡い藤紫色が一般的だが、白色もある。水揚げがよくて花持ちもよいので切り花に広く使われているが、花壇にも適し、最近は鉢植えも出回っている。
属名はギリシャ語で「カメ(亀)」の意味。蕾の形がカメの頭に似ていることに由来し、英名もピンクタートルヘッド(Pink turtlehead)という。和名:ジャコウソウモドキ(麝香草擬)。別名:チェロネ、リオン。
ケロネ・リオニーの早生系品種「スピードリオン」がよく知られおり、「リオン」や「スピードリオン」の名で出回っている。管理:直射日光に当たると葉焼けを起こすので、夏は西日の当らない半日陰に置く。乾燥を嫌うので鉢土の表面が乾き始めたら水やりする。庭植えは2~3年植え放しでよい。繁殖は株分けか挿し木で春に行う。[西東社発行「知りたい花の名前がわかる 花の事典(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」ほかより]
http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/speedlion0.htm[ジャコウソウモドキ(スピードリオン)]
http://www.botanic.jp/plants-ra/lyonii.htm [shu(^^)Homepage,リオン(麝香草擬き)]
http://www.yasashi.info/ke_00005.htm[ケロネ(リオン)の育て方/ヤサシイエンゲイ]