peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手県立花きセンターのサンタンカ(山丹花、三段花)/イクソラ

2011年01月04日 | インポート

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2010年12月17日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)の本館・管理棟の南側にある「研修温室」の「中温区」エリアに植えられたサンタンカ(山丹花、三段花)が、紅橙色の花を沢山つけていました。属名のまま「イクソラ」とも呼ばれています。

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花の館温室の「亜熱帯室」に植えられていたサンタンカ(山丹花、三段花)/イクソラ)

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アカネ科 イクソラ(サンタンカ)属 Ixora chinensis:アジア、アフリカの熱帯を中心に、世界の熱帯地域に約400種があり、美しい花をつける種類が多く、常緑の低木または小高木。葉は対生まれに輪生することもあり、全縁で革質。花は茎頂または葉腋に散房花序をつける。白、黄、赤など各色ある。

サンタンカ(山丹花、3段花)/イクソラ アカネ科 イクソラ(サンタンカ)属 Ixora chinensis

キネンシス I.chinensis は中国南部からマレーシア(東南アジア熱帯雨林気候区)原産の常緑小低木で、高さ1~2mほどになる。葉は対生し無毛、長さ10㎝前後。花は枝先につき、春から秋にかけて咲く。花冠は先端が円くなるのが特徴で、普通橙赤色だが、白色、桃色、赤色などの変異がある。

熱帯では周年開花し、街路樹や庭園木としてよく利用されるが、温室栽培下では光線不足のためか、あまり開花しない。花が薬用にされることもある。江戸時代初期に渡来し、サンタンカ(山丹花)、サンダンカ(三段花)の名がある。

管理:用土は肥沃でやや水もちのよいものを工夫する。日光によく当てて育てることが大切で、日照不足だと軟弱になり、花つきが悪くなる。低温には強く、5~8℃で越冬するが、開花のためには15℃以上が必要である。開花後は水を控え、1カ月程度やや乾燥状態に保つと次の花が形成される。カイガラムシがつきやすいので、風通しをよくするなど注意し、発生したらカルホス乳剤、スプラサイド乳剤などで早期に防除する。挿し木で殖やす。15℃以上あればいつでも可能だが、発根するまで1カ月くらいかかる。成熟枝を2節単位で挿し穂とする。新しい枝の先に花をつけるので、摘芯を繰り返して全体の枝数を多くすることが大切である。実生も可能だが野生種に限られる。接ぎ木でふやすこともある。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・観葉植物」&誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%B5%A5%F3%A5%BF%A5%F3%A5%AB [peaの植物図鑑:岩手県立花きセンターのイクソラ・キネンシス/サンタンカ(山丹花、三段花)]

http://www.hana300.com/santan.html [山丹花(さんたんか)・イクソラ]

http://garden-vision.net/flower/sagyo/santanka.html [サンタンカ:花と緑の詳しい図鑑]

http://www.yasashi.info/sa_00003.htm [ヤサシイエンゲイ:サンタンカ(イクソラ)]

http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/santanka1.htm [サンタンカ]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/santanka.html [サンタンカ]

http://www.ohararyu.or.jp/kihondata/santanka.html [サンタンカ(アカネ科)]


岩手県立花きセンターのアロカシア・アマゾニカ

2011年01月04日 | 植物図鑑

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2010年12月17日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)の本館・管理棟の南側にある「研修温室」の「高温区」エリアには、洋ランが沢山展示されていますが、そのおかに観葉植物のアロカシア・アマゾニカがありました。

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サトイモ科 アロカシア(クワズイモ)属 Alocasia

熱帯アジアに約70種あり、日本に2種が分布する多年草。茎は肥大し、太く短くて地下あるいは地上にある。葉は主として楯状または矢尻状心臓形である。その一部、網目状の葉に金属光沢があったり、白斑入りのものなどが観葉植物として栽培されている。肉穂(にくすい)花序の花に観賞価値はない。高温多湿を好み、冬季に低温多湿下では腐死する。20℃以上あれば常に生育する。

アロカシア・アマゾニカ サトイモ科 アロカシア(クワズイモ)属 Alocasia × Amazonica

A.lowiiとA.sanderanaとの交配種。短い根茎から葉を4~6枚出す。葉は長さ25~40㎝、幅10~20㎝で、葉柄は円形で長い。美葉種であるが耐寒性がなく、20℃以上あれば年中生育を続けるが、15℃ぐらいの場合は灌水を控える。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会・編「熱帯花木と観葉植物図鑑」より]

http://www9.plala.or.jp/mosimosi/green/others/alocasia.htm [アロカシア・アマゾニカ]

http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-k/naiyou/alocasia1.htm [アロカシア・アマゾニカ]

http://www.yamaen.co.jp/plantsguide/pb-info-sim.asp?kensakumoji=60 [アローカシア・アマゾニカ]

http://www.syokubutusodate.info/0500/cat613/post-28.html [アロカシア・アマゾニカ]

http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-alocasia-amazonica_large.html [アロカシア・アマゾニカ]