
2010年12月17日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)の「花の館温室」内の「亜熱帯温室」に植えられているモンヨウショウ(紋様蕉)/マランタ・レウコネウラ’ケルショビアナ’が白緑色地の主脈の左右に鮮明な濃緑色の斑が斜めに入った葉を広げていました。
クズウコン科 マランタ(クズウコン)属 Maranta :熱帯アメリカに23種ほど分布する常緑の多年草。カラテアに似て葉模様が美しく、両者は混同される場合もある。葉は根出葉と茎葉があり、葉柄の基部は鞘状となる。多くは観葉植物として栽培されるが、根から澱粉を採る種もある。マランタ・アルンディナセアは「クズウコン」の名があり、斑が入る’フイリクズウコン’Maranta arundinacea cv.'Variegata'(マランタ・アルンディナセア’バリエガータ’)が観葉植物として利用される。
最も一般に流通するのはマランタ・レウコネウラの基準変種レウコネウラ、変種ケルショビアナ、変種エリスロネウラの3変種である。これらはエキゾチックな葉模様が美しい室内向きのグリーン。茎が匍匐する性質を活かしてハンギングに活用される。
栽培管理:直射日光を避け、明るい日陰に置く。5~9月には戸外の日陰にも置けるが、1年を通じ室内で管理した方が安心できる。冬は室内の暖かい場所に置く。水やりは、5~9月は鉢土が乾いたらたっぷりと与え、夏は毎日葉水を行う。秋からは水やりを控えめにし、冬は乾いて3~4日してから与える。肥料は5~9月の間、月に1~2回、薄い液肥を施す。病害虫はハダニの発生に注意する。増殖は挿し木、株分け。越冬温度は10度以上。秋以降、鉢土を乾燥気味に保てば8℃程度でも越冬可能だが、できるだけ暖かい室内に置くのが望ましい。
モンヨウショウ(紋様蕉)/マランタ・レウコネウラ’ケルショビアナ’ クズウコン科 マランタ(クズウコン)属 Maranta leuconeura var.kerchoviana
ブラジル(アメリカ熱帯雨林気候区)原産の常緑の多年草。葉は長さ10㎝、幅6㎝ぐらいで、鮮緑白色で主脈の左右に鮮明な濃緑色の斑点が斜めに入る。茎はほとんど立ち上がらず、匍匐性で高さ20㎝ぐらいの小型種。夜になると葉が直立する特徴がある。地中に大豆大の塊根を多数つける。夏に花茎を伸ばして、白い花を総状に咲かせる。英名はprayer plant、Rabbit's foot,Rabbit's tracks。「ビカラー」と呼ばれることもある。
[誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」&池田書店発行「観葉植物事典(土橋 豊・監修)」より]
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%E2%A5%F3%A5%E8%A5%A6%A5%B7%A5%E7%A5%A6[peaの植物図鑑:岩手県立花きセンターのモンヨウショウ(紋様翔)/マランタ・レウコネウラ]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=33366908&blog_id=82331[peaの植物図鑑:岩手県立花きセンターのモンヨウショウ(紋様蕉)/マランタ・レウコネウラ’ケルコビアナ’]
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/monyoushou.html [モンヨウショウ(紋様蕉)]
http://www.botanic.jp/plants-ma/marker.htm [shu(^^)Homepage,マランタ・ケルコウェアナ(紋様蕉)]
http://divingcat.net/hanahana/ma-mo/mo/maranta.html [モンヨウショウ(クズウコン科)]
http://www.engeinavi.jp/db/view/link/887.html [マランタ・ケルコビアナ(モンヨウショウ):園芸ナビ 植物図鑑]
http://www.sawazaki.net/blog_wp/2009/07/01/%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%93%EF%BC%88%E3%82%A2%EF%BC%89%E3%83%8A%E3%80%81%EF%BC%BB%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%A8%E3%82%A6%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6/ [マランタ・ケルコビアナ(モンヨウショウ):さわざき.net::日和見つづり]
http://www.green-flower.net/23_198.html [観葉植物マランタ・ケルコビアナ]