peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市田村町のヒマラヤトキワサンザシ

2011年01月24日 | 植物図鑑

P1510222

P1510225

P1510223

P1510209

2011年1月18日(火)、日本基督教団一関教会(一関市田村町2番14号)のすぐ傍にある民家の門口に植えられているヒマラヤトキワサンザシ橙赤色に熟した実を沢山つけていました。

http://www.ichinoseki-church.or.jp/[日本キリスト教団一関教会]

http://www.city.ichinoseki.iwate.jp/index.cfm/18,8319,132,159,html [一関市役所:国登録文化財:伝統的な宗教建築が評価:日本基督教団一関教会]

P1510212

P1510214

P1510217

P1510220

P1510229

ヒマラヤトキワサンザシ バラ科 トキワサンザシ(ピラカンサ)属 Pyracantha crenlata

別名:ピラカンサ、インドトキワサンザシ、カザンデマリ。ヒマラヤ原産の常緑低木で日本には昭和初期に渡来した。花も実も美しいので、庭や生け垣などによく植えられている。高さ2~3mほどになり、よく枝分かれし、枝には刺がある。葉は互生し、長さ2~5㎝の長楕円形または披針形で革質。両面とも無毛で、表面は光沢があり、裏面は淡緑色。縁には細かい鋸歯がある。

5~6月、短い枝の先に散房花序を出し、直径約1㎝の白い花を多数開く。果実は直径7~8㎜の球形で、10月頃、光沢のある橙紅色または真紅色に熟す。一般にはヒマラヤトキワサンザシ、タチバナモドキ、トキワサンザシなどをまとめて、ピラカンサと呼ぶことが多い。用途:庭木、鉢植え、盆栽、花材。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%D2%A5%DE%A5%E9%A5%E4%A5%C8%A5%AD%A5%EF%A5%B5%A5%F3%A5%B6%A5%B7[peaの植物図鑑:ピラカンサ/ヒマラヤトキワサンザシ]


一関市青葉2丁目のトウジュロ(唐棕櫚)

2011年01月24日 | 植物図鑑

P1500467

P1500464

P1500473

P1500459

2011年1月18日(火)、一関市立山目公民館(一関市青葉2丁目4-5)の近くにある民家の門口に植えられているトウジュロ(唐棕櫚)と思われる植物が、細く深く切れ込んだ、大きな掌状の葉を広げていました。下記のWebサイトには、「シュロ(棕櫚/ワジュロ(和棕櫚)に比べて葉柄が短く、葉もやや小さく裂片が折れ曲がらないので区別できる」とあります。

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/toujuro.html [トウジュロ(唐棕櫚)]

P1500472

P1500463

P1500471

P1500470

P1500465

トウジュロ(唐棕櫚) ヤシ科 シュロ属 Trachycarpus wagmerianus

中国南部原産の耐寒性常緑高木。暖地に広く植えられている。幹は円柱形で黒褐色の繊維に厚く覆われ、高さ8~10mになる。葉はシュロ(棕櫚)よりやや小さく、直径30~50㎝で堅く、(細く深く切れ込んだ掌状をしているが、)裂片は折れ曲がらない(葉先が垂れ下がらない)ことが、シュロとの見分けのポイント。葉柄はシュロより短く、長さ15~80㎝。

初夏(5~7月)に葉の間から肉質の円錐花序を出し、黄緑色の小さな花を密につける。(黄色い大きな房になって垂れ下がる雄花=雄花序がよく目立つ。)雌雄別株。果実は長さ約1㎝の扁球形で青黒色に熟し、白粉をかぶる。用途:公園樹、繊維は縄・箒(ほうき)、葉は細工物。和名の「唐棕櫚」は中国原産なのでこの名前がある。

http://hanazukusi.exblog.jp/10478440/ [花の仲間調べ:唐棕櫚(トウジュロ)]

http://www.ffpri-kys.affrc.go.jp/tatuta/jumoku/kmt292.htm [和名:トウジュロ]

http://kawasakimidori.main.jp/webzukan/toujuro.html [トウジュロ(唐棕櫚):エキゾチックな温帯のヤシ]

http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-touzyuro_large.html [トウジュロ(唐棕櫚)]

http://hananouta.web.infoseek.co.jp/page_thumb668.html [トウジュロ]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AD [シュロ:フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)]

シュロ(棕櫚) ヤシ科 シュロ(トラセカーパス)属 trachycarpus fortunei

別名 [:ワジュロ(和棕櫚)。九州に分布するが、これには移入説もある。暖地に植栽されるが、鳥が種子を運ぶため、野生化しているものもある。耐寒性常緑高木で高さ5~10mになる。幹は円柱形で葉鞘の暗褐色の繊維に覆われている。葉は直径50~80㎝で掌状に多数深裂し、葉柄が長く、裂片は折れ曲がる。また、葉先が垂れ下がるのが特徴で、葉先を空に向けてピンと伸ばしたような樹形の(葉先が垂れ下がらない)トウジュロ(唐棕櫚)との相違点である。

5~6月、葉の間から肉質の円錐花序を出し、黄白色の花を密につける。雌雄別株。(雄花は小さな花が集まり、大きな房になって垂れ下がるのでよく目立つ。)花被片は6個。雄花には雄しべが6個、雌花には雌しべが1個ある。果実は径1cmほどの扁球形で多数つき、10~11月に藍黒色に熟す。用途:公園樹、繊維は縄・箒(ほうき)、葉は細工物。分布:九州(南部)。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&日本文芸社発行「樹木図鑑」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%C8%A5%A6%A5%B8%A5%E5%A5%ED [peaの植物図鑑:シュロ(棕櫚):トウジュロ(唐棕櫚)]