2010年12月17日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)の「花の館温室」内の「亜熱帯温室」に植えられているコモチクジャクヤシ(子持ち孔雀椰子)が、果実を沢山つけていました。
ヤシ科 クジャクヤシ(カリオタ)属 Caryota :熱帯アジア、ニューギニア、オーストラリアなどに約27種が分布する。雌雄同株。単幹のものと株立ち種があり、小葉は魚のヒレ形をしており、英名はフィッシュテールパームと呼ばれている。肉穂花序。
コモチクジャクヤシ(カリオタ・ミティス) ヤシ科 クジャクヤシ(カリオタ)属 Caryota mitis
インド、マレー、フィリピン(東南アジア熱帯雨林気候区)原産。幹が株立ちし、高さ8mほどになる。葉は1.5~3m、小葉は1.5㎝ぐらいで、柔らかく先端は魚の尾びれのように切れ込み垂れ下がる。幼木を鉢植えにして観賞する。英名はCommon Fishtail Palm。
ヤシ類の栽培管理:種類によって性質が異なるが、一般的にヤシの仲間は一年中室内で生育できる。ただし、5~9月の生育期には、風の当たらない戸外で日に当てたほうが丈夫に育つ。真夏は直射日光が当たらない半日陰の場所に置く。秋から春は明るい室内で管理し、ガラス越しに日光に当てる。5~8月の間は、鉢土が乾いたらたっぷりと水やりする。秋以降は水やりを控え、乾燥気味に管理した方が寒さに強くなる。乾燥する時期には葉水を与える。肥料は5~9月の間に2回、緩効性の化成肥料を少量置き肥する。多肥になると大きく育ち過ぎて、室内での管理が難しくなる。不足すると葉が黄ばんでくる。病害虫については、ハダニの発生が多いので、夏の乾燥時には、葉裏にも葉水を与え、発生を予防する。増殖は株分けや実生。誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」&池田書店発行「観葉植物事典(土橋 豊・監修)」より]
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/komoti-kujakuyasi.html [コモチクジャクヤシ(子持ち孔雀椰子)]
http://www.engeinavi.jp/db/view/link/605.html [コモチクジャクヤシ、通称名:クジャクヤシ:園芸ナビ 植物図鑑]
http://sigesplants.chicappa.jp/Caryota_mitis.html [デジタル植物園:コモチクジャクヤシ(Caryota mitis)]
http://www.botanic.jp/plants-ka/kokuja.htm [shu(^^)Homepage,コモチクジャクヤシ]
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/a2c632169a2bf7f41fb35007f0b1f457 [peaの植物図鑑:岩手県立花きセンターのコモチクジャクヤシ(子持ち孔雀椰子)]2005年12月15日撮影