2010年12月17日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)の「花の館温室」内の「亜熱帯温室」に植えられているヤマドリヤシ(山鳥椰子)が優美な葉を広げていました。「沖縄県からの贈呈花木」と表示されていました。
ヤシ科 クリサリドカルプス(タケヤシ)属 Chrysalido carpus :マダガスカル島に24種ほど分布する刺のないヤシ。高さ10m。単幹、株立ち種がある。羽状葉は40~60枚の小葉からなる。
ヤマドリヤシ(山鳥椰子) ヤシ科 クリサリドカルプス(ヤマドリヤシ)属 Dypsis lutescens(ディプシス・ルテスケンス)=Chrysalidocarpus lutescens(クリサリドカルプス・ルテスケンス)=旧名:Areca lutescens(アレカ・ルテスケンス)
マダガスカル島(アフリカ熱帯雨林気候区)原産の常緑小高木。生育は早く、よく株立ちし、幹は直立して、高さは8~10mほどになる(鉢植えでは2mくらいまで)。幹は黄緑色。葉は対生し、羽状複葉で光沢があり長さ2mになる。小葉は40~60枚、80~100枚ほどある。落葉の跡が竹の節に似た環状紋となり、葉軸が黄色になるのでコガネタケヤシ(黄金竹椰子)の別名がある。葉は先端が少しアーチを描くので綺麗なシルエットになる。
英名:Golden Cane Palm、Yellow butterfly palm、Madagascar Palm、Butterfly Palm、Golden Cane、Golden-feather palm、Yellow palm、旧名:Areca palm、Areca lutescens。
花期:晩春から初夏。穂状花序:長さは70~100㎝。果実:花後に直径約2.5㎝の黄色い実をつける。
一般にはアレカヤシとして出回っているが、以前はアレカ属(Areca)であったことによる。1878年、ベントランド(H.Wendland)によって改名されたもので、旧学名である。耐寒性は弱いが、10℃以上あれば越冬できる。実生あるいは株分けで殖やす。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・観葉植物」&誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」ほかより]
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/yamadoriyasi.html [ヤマドリヤシ(山鳥椰子)]
http://www.botanic.jp/plants-ya/yamaya.htm [shu(^^)Homepage,ヤマドリヤシ]
http://www16.ocn.ne.jp/~gajimaru/16/yamadoriyasi.html [ヤマドリヤシ]
http://holidaze.blog.eonet.jp/memo/2010/01/post-fffe.html [花とパンとお散歩と:アレカヤシ、ヤマドリヤシ(山鳥椰子)]