peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手県立花きセンターのテイキンザクラ(提琴桜)/ヤトロファ・インテゲリマ

2011年01月17日 | 植物図鑑

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2010年12月17日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)の「花の館温室」内の「亜熱帯温室」に植えられているテイキンザクラ(提琴桜)/ヤトロファ・インテゲリマが鮮紅色の花を咲かせていました。

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トウダイグサ科 タイワンアブラギリ(ヤトロファ)属 Jatropha:南北アメリカ、アフリカ、アジアの熱帯、亜熱帯に125種ほど分布する常緑低木または小高木で、まれに多年草もある。葉と花を観賞する。枝条には有毒な乳液がある。

テイキンザクラ(提琴桜)/ヤトロファ・インテゲリマ トウダイグサ科 タイワンアブラギリ(ヤトロファ)属 Jatropha integerrima

キューバ(アメリカ熱帯雨林気候区)原産の小低木で、高さ1~2m。枝は下垂する。葉は楕円形で先端が尖り、縁が滑らかなもの、中央でくびれるもの、鉾形のものまでいろいろある。花は長く伸びる花茎(集散花序)にまとまってつき、ピンクから鮮紅色のサクラ(桜)に似た美しい花を開く。年中咲くが3~5月が盛期。挿し木、取り木で殖やす。

提琴とは中国の楽器・提琴(ティーチン)のこと、胴体がヤシの実をくりぬいて出来た三線みたいなもの。葉の形がこの提琴を連想させることによる。鉾形の葉のものを特に「ホコバテイキンザクラ」と呼ぶ場合がある。また、しばしばナンヨウザクラ(南洋桜)とも呼ばれるが、ナンヨウザクラ(シナノキ科またはナンヨウザクラ科にぶんるいされる)は別種である。[誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」ほかより]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/1ff72442f8c376a0f70cc04b99f79b80 [peaの植物図鑑:テイキンザクラ/ヤトロファ・インテゲリマ]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/teikinzakura.html [テイキンザクラ(提琴桜)]

http://873.yokochou.com/zkn040t/tks.htm [テイキンザクラ(提琴桜) 熱帯花図鑑]

http://873.yokochou.com/zkn040t/tks-wp.htm [テイキンザクラ(提琴桜) 壁紙写真集 熱帯花図鑑]

http://albinopri.cool.ne.jp/leaf/database.cgi?equal3=Jatropha&equal4=integerrima&tid=list3 [テイキンザクラ(Jatropha integerrima)詳細]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%A4%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B6%E3%82%AF%E3%83%A9 [テイキンザクラ:フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)]

http://qjy.web.infoseek.co.jp/okinawaplants/toudaigusaka/teikinzakura.htm [テイキンザクラ]


岩手県立花きセンターのソテツ(蘇鉄)

2011年01月17日 | 植物図鑑

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2010年12月17日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)の「花の館温室」内の「亜熱帯温室」に植えられているシテツ(蘇鉄)が、太い円柱形の茎に大形の羽状複葉を広げていました。

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ソテツ科 ソテツ(キカス)属 Cycas:温帯・熱帯アジア、オーストラリア、アフリカ東部から日本まで広く分布し、約20種ほどある。単幹または分岐して高さ4~15mになり、全面に葉柄の痕がある。雌雄別株。羽状葉は硬質で、光沢があって美しい。雌花も雄花も共に幹に頂生し、雄花は円柱状で、多数の小胞子葉からなる。雌球花はドーム形で、多数の心皮からなり、縁に2~数個の胚珠をつける。種子は朱色。

ソテツ(蘇鉄) ソテツ科 ソテツ(キカス)属 Cycas revoluta(キカス・レウォルタ)

九州南部から沖縄、ジャワ、中国南部にかけて分布し、海辺の崖や岩場に自生するが、公園などに植えられることも多い。 幹は高さ1~5m、大きいものは10mになり、円柱形で太く全面に葉柄痕がある。葉は長さ50~120㎝ぐらいの大形の羽状複葉で茎の先に叢生する。小葉は光沢のある暗緑色で長さ8~20㎝の線形。革質で生長は非常に遅い。

花は6~8月に茎の先につく。雌雄別株。雄花は長さ50~70㎝で、鱗片状の雄しべが多数あり、裏一面に葯室がつく。雌花は球形で、羽状に裂けた多数の心皮からなる。心皮には淡褐色の綿毛が密生し、基部に3~6個の胚珠がある。種子は長さ2~4㎝のやや扁平な卵形で光沢のある朱赤色。赤い種子は薬用や食用に利用される。用途:公園樹、鉢植え、花材。

栽培管理:耐寒性はあまりないが、暖地では庭木として利用されている。日光を好み、半乾地がよい。暖地以外では、冬期霜除けが必要である。種子、株分けで殖やす。地植えは2~3月上旬に掘り上げ、根も葉も切り取って仮植し、7月ごろに新葉が展開してきたら鉢上げする。根はほとんどなくても活着する。[誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」&山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・観葉植物」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/80c2a3104848345873d7000f15be5b46 [peaの植物図鑑:中国のソテツ(蘇鉄)]

http://www9.plala.or.jp/mosimosi/green/others/sotetu.htm [ソテツ(蘇鉄)]

http://www.niah.affrc.go.jp/disease/poisoning/plants/cycas.html [ソテツ]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/sotetu.html [ソテツ(蘇鉄)]

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/gymnospermae/cycadaceae/sotetsu/sotetsu.htm [ソテツ Cycus revoluta ]

http://www.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/keitai/sotetsu.html [ソテツ]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%86%E3%83%84 [ソテツ:フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」]