peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手県立花きセンターのセンネンボク/コルデリーネ・テルミナリス(ターミナリス)

2011年01月22日 | 植物図鑑

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2010年12月17日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)の「花の館温室」内の「亜熱帯温室」に植えられているセンネンボク/コルディリーネ・テルミナリス(ターミナリス)が色鮮やかな葉を広げていました。

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リュウゼツラン科 コルディリーネ(センネンボク)属 Cordyline :

東南アジア、オーストラリア、ニュージーランドなどに約20種ほど分布する温帯性・熱帯性・亜熱帯性の高木状または低木状常緑植物。

テルミナリス(ターミナリス)、アウストラリス、ストリクタなどが代表的な種類で、それぞれから幾つもの園芸品種がつくり出されている。幹は直立し、比較的分岐は少ない。山芋状の根茎(地下茎)をもつことが特徴である。茎頂に長さ20~50㎝の葉が10数枚密につく。花は白色で、まばらな穂状につく。

園芸的にはドラセナ属とよく似ているため、一般的には共にドラセナと称され、観葉植物として主要な種類となっている。アカダニやワタカイガラムシがつきやすい。栽培されている種類の多くはコルディリーネ(センエンボク)属テルミナリス(ターミナリス)の変種である。

栽培管理:一部の種類を除いて、耐寒性はやや弱く、最低5℃が必要で、多湿を好む。夏は50%くらい遮光したほうが斑が美しい。挿し木、取り木で殖やす。

センネンボク / コルディリーネ・テルミナリス(ターミナリス) リュウゼツラン科 コルディリーネ(センネンボク)属 Cordyline terminalis

別名:コウチク(紅竹)中国南部からオーストラリア北部にかけて広く分布し、日本では観葉植物として各地に植栽されている。沖縄では地植えされている常緑低木である。宜野座村松田では庭の観賞植物として地植えされている。ドラセナに似ているが、多肉の地下茎をもっているのが大きな違いである。茎と葉の色が赤味を帯び、茎が竹の感じがすることからコウチク(紅竹)の別名がある。

幹は赤味を帯び、細く直立し高さは1~3mになる。葉は幹の頂部に螺旋(らせん)状に集まってつき、葉身は長さ30~100㎝、幅10~15㎝で緑色。葉柄は長さ5~15㎝ほどで深い溝がある。葉は紅色の覆輪系が普通であり、これを原種として、白、紫、桃色葉などの園芸品種が多い。表面には光沢があり、葉先は尖る。3~7月ごろ、茎の先端に総状に10~20㎝の穂状花序をつけ、6花弁の白色やピンク色の花を多数つける。

ハワイやポリネシアでは、魔除けの効果があるとされ、英名はgood-luck plants(幸せの木)という。コルディリーネの仲間では観葉植物として最も一般的なもので、沢山の園芸品種がつくりだされている。

栽培管理:日光を好むが、葉焼けを防ぐために5~9月の間は明るい日陰に置き、それ以外の季節は日光のよく当たる室内で管理する。水やりは、夏は鉢土が乾いたら毎日でも水を与え、こまめに葉水も与えて空中湿度を高くしておく。秋からは水やりを控えて、鉢土を乾燥気味に管理する。肥料は、5~10月の間、2ケ月に1回、緩効性の化成肥料を置き肥する。病害虫は、ハダニがよく発生するので、夏の乾燥時には普段から葉水を頻繁に与え、ハダニの発生を防ぐようにする。増殖は挿し木や取り木。越冬温度は5~6℃。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・観葉植物」&誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物事典」&池田書店発行「観葉植物事典(土橋 豊・監修)」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/550c19ffe6e290bbbf0fe0626ea1ced6[peaの植物図鑑:岩手県立花きセンターのセンネンボク]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/145442418890100a5b8032943f63b108[peaの植物図鑑:岩手県立花きセンターのセンネンボク]

http://www.engeinavi.jp/db/view/link/803.html [コルディリネ・ターミナリス]

http://qjy.web.infoseek.co.jp/okinawaplants/ryuzetsuranka/sennenboku.htm [沖縄植物図鑑:センネンボク]

http://www.geocities.jp/michi_kba/murasaki/senenboku.html [センネンボク(宜野座村)]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%8D%E5%B1%9E [コルディリネ属:フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia)]

http://www.ramble-among-flora-of-miyazaki.com/sub73-38.html [センネンボク]

http://echo-amami.mo-blog.jp/weblog/2009/03/05/index.html[奄美へのいざない:センネンボク(千年木)とパパイヤの花]


岩手県立花きセンターのウラベニショウ(裏紅蕉)/ストロマンテ・サングイネア

2011年01月22日 | 植物図鑑

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2010年12月17日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)の「花の館温室」内の「亜熱帯温室」に植えられているウラベニショウ(裏紅蕉)/ストロマンテ・サングイネアが、葉裏が紅紫色の葉を広げていました。

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クズウコン科 ウラベニショウ属 Stromathe:

ウラベニショウ(裏紅蕉) クズウコン科 ストロマンテ(ウラベニショウ)属 Stromanthe sanguinea

ブラジル原産の常緑多年草で、わが国には昭和時代の初めに渡来し、観葉植物として栽培されている。ストロマンテ属はクテナンテ属、カラテア属、マランタ属に近縁の植物で、葉が色彩に富んでいて美しい観葉植物。高さは1.5mほどになり、葉は細長く、光沢のある濃緑色で、裏面は紅紫色。和名は葉の裏が紅紫色であることによる。

幼苗期は根出葉だけだが、やがて花茎が立ち、先端の総状花序に赤い苞に包まれた白い花を咲かせる。斑入り種もあり、生け花の材料に使われる。「クテナンテ・クメリアナ」Ctenanthe kummerianaの名で流通している。葉に淡桃、乳白色などの不規則な斑が入る品種(葉裏は紅紫色)’トリカラー’cv.Tricolorが最近出回っている。

クテナンテ属 Ctenanthe:ブラジルに9種ほど分布する温帯性の多年草。根出葉は葉柄が長く、花茎につく葉は葉柄が短い。

クテナンテ・クメリアナ Ctenanthe kummeriana:東南ブラジル(アメリカ熱帯雨林気候区)原産の多年草。本種は茎が立ち高くなる高芽状の温帯性多年草。中心に赤い小さな花苞がつく。低温には耐えるが、光線は強めがよい。株分けまたは髙芽挿しで殖やす。[誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/99dedc53e7bbf73540ddf1380fe09b19 [peaの植物図鑑:岩手県立花きセンターのウラベニショウ(裏紅蕉)/ストロマンテ・サングイネア]

http://www.botanic.jp/plants-aa/uraben.htm [shu(^^)Homepage,ウラベニショウ]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/ura-beni-shou.html [ウラベニショウ(裏紅蕉)]

http://g-kamu.com/htm/urabeni.htm [「ウラベニショウ」(ストロマンテ・サンギネア)]

http://www.engeinavi.jp/db/view/link/272.html [ストロマンテ・サングイネア]