peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

東日本大震災発生から55日目  2011年5月5日(木)

2011年05月05日 | 東日本大震災・津波被害

2011年5月5日(木)、東日本大震災発生から55日目になりました。きょうも最大震度3以下の地震が数多く発生しましたが、一関市で震度2以上の地震は観測されませんでした。このまま終息してくれれば良いのですが…

津波に耐えた母への愛 栽培農家がカーネーション出荷 宮城・名取 (産経新聞) [5月 3日(火) 8時 0分]

http://news.goo.ne.jp/gallery/tohoku/index_9.html [今月8日の母の日を前に、宮城県名取市の栽培農家がカーネーションの出荷を行っている(中鉢久美子撮影)]

希望を乗せ 列車は走り出す 岩手・宮古市田老地区 (産経新聞) [5月 3日(火) 8時 0分]

http://news.goo.ne.jp/gallery/tohoku/index_10.html [田老駅付近を走る三陸鉄道の車窓には、津波で壊滅的な被害を受けた町の風景が広がる=岩手県宮古市]

フラガールが避難所訪問=福島・いわき(時事通信)[ 5月 4日(水) 9時 9分]

http://news.goo.ne.jp/gallery/tohoku/index_1.html [避難所でダンスを披露する福島県いわき市の大型リゾート施設「スパリゾートハワイアンズ」のフラガール。東日本大震災後初めてで、多くの避難者が拍手を送った=3日午後、福島県いわき市の県立平工業高校【時事通信社】]

支援物資、冬物山積み・食品不足 南三陸、需給にずれ(朝日新聞)[2011年5月5日5時56分]

http://www.asahi.com/national/update/0504/TKY201105040381.html?ref=goo

つぶやきに6千人賛同…「ありがとう台湾」広告(読売新聞)[2011年5月5日(木)19:37]

http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20110505-567-OYT1T00550.html

日本の花見戦争にみる節約の教え(フィナンシャル・タイムズ 2011年4月20日初出 gooニュース) デビッド・ピリング[2011年4月29日(金)16:15]

http://news.goo.ne.jp/article/ft/world/ft-20110429-01.html

東日本大震災 そのときのために(下)帰宅難民(産経新聞)[2011年5月4日(水)08:00]

http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/snk20110504072.html?fr=rk

震災では避難所に、「学校」の重要性(Benesse教育情報サイト:教育ニュース)[4月7日 (木) 15時00分]

http://study.goo.ne.jp/special/news/201104073.html

耐震補強 倒壊危険回避へ「壁」が肝心(産経新聞)[2011年5月5日(木)08:00]

http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/snk20110505056.html

[放射線情報 よく理解するために]

<東日本大震災>福島第1原発事故 放射線、健康への影響は 正しく知って行動しよう(毎日新聞)[ 2011年05月04日 13時00分]

http://news.goo.ne.jp/topstories/life/742/ff645f902629ac482daa3f786e026f54.html


北上市稲瀬町のタチツボスミレ(立坪菫)

2011年05月05日 | 植物図鑑

P1590656

P1590644

P1590646

P1590683

2011年4月30日(土)、北上市稲瀬町の極楽寺に近い道路沿いの土手に自生しているタチツボスミレ(立坪菫)が花を沢山咲かせていました。

P1590645

P1590653

P1590655

P1590643

P1590647

2011年4月30日(土)、北上市極楽寺(北上市稲瀬町内門岡39)の「さわやかトイレ」の裏側にある土手に群生したタチツボスミレ(立坪菫)が、花を沢山咲かせていました。

P1590989

P1590987

P1590991

P1590983

P1590985

P1590986

P1590990

タチツボスミレ(立坪菫) スミレ科 スミレ(ビオラ)属 Viola grypoceras

タチツボスミレ類は、地上茎のあるスミレを代表するグループで、北半球の暖帯から温帯に広く分布する。淡紫色~白色の花をつけ、櫛の歯状に切れ込んだ托葉をもつのが大きな特徴。

タチツボスミレ類はさらにタチツボスミレの仲間エゾノタチツボスミレの仲間の2つのグループに分けられる。

エゾノタチツボスミレの仲間は、花柱の上部に突起毛が生え、距の裏側に貼りあわせたようなスジが入るのが特徴。タチツボスミレの仲間は、花柱の上部に突起毛がない。世界的にはエゾノタチツボスミレの仲間が多数派だが、日本にはエゾノタチツボスミレのほか、アイヌタチツボスミレ、シマジリスミレの3種だけしかない。

タチツボスミレ類は全国各地で最も普通に見られるスミレであるが、よく似たものが多く、ときには稔性のある交雑種もあり、識別が難しい。特に本州の日本海側には種類も個体数も多い。スミレV.mandshuricaと並んで、日本を代表するスミレ。牧野富太郎博士は、万葉集に登場するツボスミレは、タチツボスミレのことだとしている。この説には異論もあるが、古くから日本人に親しまれてきたことは間違いない。

分布:北海道から沖縄まで、また海岸近くの道ばたから亜高山まで、日本中たいていの所で見られる。国外の分布は、台湾や済州島などの朝鮮半島周辺の島にわずかに知れれるだけで、日本特産同然といわれていたが、最近の中国の文献では、中国本土にもかなり分布していることが明らかになった。分布の中心は日本列島本土で、沖縄では少なく、本土からの帰化品ではないかといわれている。また、北海道の北部もあまり多くない。

環境への適応の幅は広く、日当たりのよい草地や落葉樹林の下、林縁はもちろん、植林された杉林の下のような所でも、少し日が入ればよく花を咲かせる。垂直分布のほうも幅が広く、本州中部では海岸から亜高山まで見られる。

この仲間の特徴は托葉で、櫛の歯状の深い切れ込みがある。花期の草丈は5~15㎝。咲きはじめは地上茎が目立たないが、次第に茎を斜上させる。花は直径1.5~2㎝で淡紫色。唇弁の距はふつう紫色を帯びる。花柄は、茎の葉の付け根から出るものと、株の根もとから出るものがある。これは根もとから花柄を出さないオオタチツボスミレとの識別のポイントのひとつ。

花柄に毛がないものが典型とされるが、毛のある個体も多い。花期の葉は長さ2~4㎝の心形。花の後、茎葉は長三角形になる傾向が強い。個体数が多く、適応の幅も広いだけに、変異が多く、様々なタイプが知られている。花期:2~5月。[山と渓谷社発行「山渓ハンディ図鑑6・増補改訂 日本のスミレ」より]